どうもこんばんは。
何となくみんなとはちょっと違うイヤホンが好きなsugi-sugu(スギスグ)です。
有線イヤホンは音がよい!というのは皆さんもご存じの通りです。
だけど、みんなが持ってる人気のイヤホンではデザインや音質が何となくしっくりこないという経験はありませんか?
有線イヤホンって実は多種多様!デザインも音も個性あふれるモデルがたくさん販売されています。
この記事では個性あふれるデザインや音で、自分だけの「たのしい・うれしい・おもしろい」を追求できる有線イヤホンについて次のポイントで解説していきます。
\この記事でわかること/
何となく今のイヤホンに満足してない…、他の人とはひと味ちがうイヤホンに興味がある…、自分の感性にピッタリな音やデザインを探している…、そんな人に役立つ内容です。
オーディオに触れていると “みんなに大人気”よりも“私が大好き”な音やデザインを求める機会が増えるし、知らなかったメーカーやブランドとの出会いが楽しかったりもします。
今回は17年のオーディオ経験から、実は多様性あふれる有線イヤホンの世界をご案内していきます。
\有線イヤホン関連記事/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E4000 → ナチュラルに迫力の音質
- final E5000 → Eシリーズ最高峰
- SENNHEISER IE 100 PRO → ザ・モニターイヤホン
- SENNHEISER IE 200 → 技術とコスパの結晶
- SHURE SE215SPE → 超定番のイヤモニ
- audio-technica ATH-CKR70 → 高音がキレイ
※その他のオーディオ記事
\初心者向けイヤホンの選び方/
\イヤホン購入前にチェック!/
目次
- 1 個性的な有線イヤホンの魅力
- 2 個性を楽しむ!おすすめのメーカー&ブランド紹介
- 3 おすすめの“個性あふれる”有線イヤホン 17選
- 3.1 final E5000
- 3.2 final A6000
- 3.3 final VR3000 for Gaming
- 3.4 qdc Hybrid Folk-S
- 3.5 qdc SUPERIOR
- 3.6 Kiwi Ears Melody
- 3.7 Kiwi Ears Quartet
- 3.8 Kiwi Ears Quintet
- 3.9 Initial A THE韻
- 3.10 Initial A 月-Moon-
- 3.11 水月雨 (MOONDROP) Aria 2
- 3.12 水月雨 (MOONDROP) Starfield 2
- 3.13 Victor HA-FW1500
- 3.14 JVC HA-FX46
- 3.15 See audio 麻婆豆腐
- 3.16 Sennheiser IE200
- 3.17 TAGO STUDIO T3-02
- 4 相性を見極める!個性的な有線イヤホンの失敗しない選び方 5ステップ
- 5 まとめ
個性的な有線イヤホンの魅力
みんなが知ってる有名ブランドの有線イヤホンには、多くの人にウケる高い性能があります。
一方で人知れず個性を輝かせるブランドや独自の特徴を昇華させたモデルには、個性を求めるユーザーにとって代えがたい特徴があります。
そんなオリジナリティあふれる有線イヤホンやメーカー、ブランドの特徴や魅力について、次のようなポイントに注目してみると、自分にピッタリなイヤホン探しに役立ちます。
音づくりのこだわり
イヤホンの音は高音質というありきたりな良し悪しはだけではありません。
解像度の高い音、柔らかい音、ドンシャリ、ナチュラル…、音の特徴はイヤホンごとに異なり多様性を極めます。
自分が好きな音に対して、どんな特徴があるのか、どんな部分に特化しているのかなど製品ごとの音づくりへのこだわりをチェックしてみましょう。
デザインを楽しむ
好きなデザインならそれだけテンションをあげてくれる。そんなイヤホンもたくさんあります。
ブランドによっては独自の感性でこだわりぬいたデザインを展開していたりもするので、自分の好みと一致したときのうれしさはマシマシです。
他にはない自分にピッタリなデザインのイヤホンを検索してみてください。
考え方や哲学、理論に共感
よいイヤホンを世に送り出すうえでは、メーカーやブランドの大きさに関わらず、多くの場合それぞれの考え方や哲学、理論などに基づいて展開されています。
それはすなわちメーカーやブランドの想いでもあり、その想いにシンパシーを感じるかどうかは“好きなもの”を選ぶ際に、実は大きな判断要素になりえることもしばしばです。
確かな技術や経験
どんなに想いがあってもその想いを実現する技術がなければ、ユーザーに良い製品を届けることはできません。
イヤホンの基本的な技術はすでに確立されていますが、各メーカーはドライバーやハウジングなどの構造や材質、組み合わせを細部にまでこだわりユーザーが求めるものを追求しています。
その中にはコアなファンにも特化した個性豊かなものも度々みられるので、技術面をチェックすることは、自分に合ったイヤホンを探す道しるべです。
個性が共鳴する
ここまで見てきた、「音づくり」「デザイン」「考え方や哲学、理論」「確かな技術や経験」は作り手が届けてくれる個性。
そして重要なのは、これらを受け取るユーザーとのフィーリングや親和性です。
人気や流行りでは語りきれないイヤホンと自分の個性が共鳴し合うことこそ個性あふれるイヤホンの魅力です。
けっきょく、 “好き”になれるイヤホンを選ぶことが一番大切!
個性を楽しむ!おすすめのメーカー&ブランド紹介
ソニーやオーディオテクニカ、ゼンハイザーなど有名メーカーの有線イヤホンはよく知られています。
しかし、その他にも音やデザインなど個性が際立つメーカーやブランドが多くのユーザーに支持されています。
群雄割拠といっても過言ではない有線イヤホン市場においてイチオシのメーカー&ブランドをご紹介します。
私はfinalやVictorの音が好きです。
イヤホンを購入する際は個性やフィーリングを重視していて、結果的に大手メーカーじゃないことが多くなってます。
final
finalは日本を代表するオーディオブランドで、独自の音響技術とスタイリッシュで美しいデザインが特徴。
また、無色透明で高解像度な音を追求するAシリーズ、音楽のニュアンスや空間を奏でるEシリーズなど、多岐にわたるシーリーズのコンセプトや製品群が、ユーザーの様々なニーズに応えています。
エントリークラスからハイエンドまでロングセラーを続けるモデルが多いのは、流行りすたりに影響されない本当に良い製品を送り出している証しです。
finalの目指すところ
―技術的な裏付けのある質の高さが、お客さまの高揚感に繋がるような製品を作り続けるブランドでありたい
―アンティーク市場が生まれるような製品を作っていきたい
―ハイエンド製品の質を手の届く価格帯の製品でも実現していきたい
qdc
qdcはカスタムIEM(インイヤーモニター)を得意とする中国のメーカーです。
その技術力は軍事通信機器の開発に端を発し、プロのモニター用途にも耐える高品質なイヤホンを提供しています。
また、独創的で美しいデザインやカラーリングも魅力の一つであり、いい感じの個性を表現したいユーザーにもおすすめです。
「すべての人に、より感動的な音楽を聴いてもらうこと」
それがqdcブランドの変わらぬ信念です。音楽を通じてさまざまな体験を提供したいと願っています。
Kiwi Ears
Kiwi Earsは2021年に中国で設立された新進気鋭のオーディオブランドです。
高いコストパフォーマンスと独自の音づくりやデザインで「いままで聴いたことのないような音楽」を追求し、高品質なオーディオ製品を手頃な価格で提供しています。
ブランド名の“Kiwi”は、ニュージーランドを象徴する鳥「キーウィ」に由来し、すべてのユーザーに親しんでもらえる楽しくてかわいい名前がイメージされています。
Initial A
Initial Aは日本のハンドメイドイヤホンブランドで細部までこだわった製品作りが特徴です。
「Initial A」は、音にこだわったものづくりを目指すコミュニティ「#オトモノ」から誕生し、オーディオ評論家の野村ケンジ氏や一般ユーザーの参加により共同で製品開発を行っています。
独自のチューニング技術によるクリアで臨場感のある音質や、和のテイストを取り入れたデザインが、他にはない個性を演出しています。
Initial A ~Aに込められた想い~
Acoustic:アコースティックサウンドを忠実に再現したようなイヤホンを目指したい。
Audience:オーディエンスと一緒にものづくりを楽しみたい。
Audio:オーディオブランドとしてさまざまな音の出る製品に携わりたい。
水月雨 (MOONDROP)
水月雨(MOONDROP)は2015年に中国の深圳市で設立された人気オーディオブランドです。
美しいデザインと先進的な技術を融合させた製品が特徴で、独自の振動板技術や音響設計により、広大な音場と明るく解像度の高い音質は若い世代からも厚い支持を受けています。
水月雨の製品ラインナップは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広く、ユーザーへ多様な選択肢を提供しています。
Victor
Victorは1927年に設立された日本ビクター蓄音器株式会社を起源とする老舗ブランドです。
長年オーディオの第一線で活躍し、2008年にケンウッドと経営統合(現:JVCKENWOOD)後、オーディオブランドとしてのVictorが復活しました。
高度な技術力と経験に基づく原音再生&ナチュラルで温かみのあるVictorサウンドは現代に継承されています。
近年では「WOODシリーズ」がVictorを象徴するような商品展開をしており、イヤホンやスピーカーなど幅広いラインナップで楽しむことができます。
独創を究める
Pursue ultimate originality
おすすめの“個性あふれる”有線イヤホン 17選
ここからは、数ある有線イヤホンの中でも、しっかりと個性が輝く17のモデルをご紹介します。
今回のおすすめは“個性あふれる”なので、人気や流行りは加味せず、音質やデザインが閃く有線イヤホンばかりをあつめています。
皆さんとイヤホンの出会いの場になれば幸いです!
- 実際に使っている、試聴してみてよかった、現在気になっているイヤホンを集めました。
- 特に好きなイヤホン、印象に残っているイヤホンは主観でコメントしています。
- 他ではあまり見かけないイヤホンも登場します。
final E5000
final E5000は高い解像度と繊細な表現力、空間表現に優れたイヤホンです。
ステンレス製の筐体が不要な共振を抑え、クリアで純粋な音を軸に、縦横方向に極めて開放的な音場を展開します。
また、きめ細かい高音や倍音成分の表現力は、まるで上質な絹をまとっているような美音を奏でてくれます。
全体域で自然体な音がフラットに展開し、例えばクラシックやジャズなどでは、音源に込められたその場の空気感や温度感をもユーザーのもとへ届けてくれるので飽きません。
シルバーコートケーブルや鏡面仕上げのステンレス筐体のシンプルで高級感のあるデザイン、長時間のリスニングでも疲れにくいフィット感もいい感じです。
私のお気に入り常用イヤホンのひとつ。
E5000の聴きどころは、高い解像度や優れた定位感よりも “広い空間・自然につながる美しいネイロ”という個性!
final A6000
final A6000はシリーズの高性能モデル。クリアで高解像度な音質、深みのある低音が魅力のイヤホンです。
新開発の「ステンレスマウントフレーム」で、しずむように深みのある低音から、なめらかに中・高音につながり気品と透明感のある音色を実現しています。
全体域でフラット傾向、そこから少し重心を下げたことで地に足が付いた芯のあるサウンドを形成しています。
感情表現も得意で、ボーカルやアコースティックな楽器では、染み入るような哀愁からほとばしる情熱までも描き出すクオリティです。
軽量で耳にフィットするスタイリッシュなデザインは長時間のリスニングでも疲れにくい形状となっています。
発売から視聴しまくって一番ほしくなってしまったイヤホンです。音色が好き!
A5000よりも低域の量感が増えコントラストにも余裕があります。もちろん解像度の高さは圧倒的!
final VR3000 for Gaming
VR3000 for Gamingはゲーミングに特化し定位感などを高めたモデルです。
ゲームをプレイする上では視覚と聴覚の融合が必要となります。
例えばFPSでは敵の方向性や空間認識など正確な情報が必要となるため、優れた音像や定位感、高い解像度に加えてゲームを楽しむための迫力も重要ですが、finalの研究と音響技術はこれらを可能にしてくれます。
加えて、分析的な音質がモニターライクな音楽との向き合い方にも適合し、音楽鑑賞でも強い味方になってくれるイヤホンです。
シンプルながら機能的なデザインで、長時間の使用でも快適。細部へのこだわりが詰めこまれています。
qdc Hybrid Folk-S
Hybrid Folk-Sは琥珀色のデザインと甘い歌声に魅せられるイヤホンです。
バランスド・アーマチュアとダイナミックドライバーのハイブリッド構成により、豊かな音色と高解像度を両立しています。
低音から高音まで比較的フラットに再生し、特にボーカルの表現力は吐息にまで感情がいきわたる描写や他の楽器との共存性が秀逸です。
メイプルをまとう琥珀色のデザインは他とはちがうおしゃれを演出してくれます。
個人的にデザインがものすごく好き!音色とデザインで選びたい製品です。
好みが分かれそうな音なので購入の際は試聴をおすすめします。
qdc SUPERIOR
SUPERIORはqdcのエントリーモデルとして高品質なサウンド&デザイン&コスパで大人気の有線イヤホンです。
10mm径のシングルフルレンジダイナミックドライバーを搭載し、迫力のある低音や華やかな高音によるドンシャリ傾向な音は、EDMやロックなどでも楽しいサウンドイメージを展開します。
引き締まった低音と解像度の高めの音でリズム感や定位感も抜群。
レッド、ブルーピアノブラック、限定新色のパープルも加わりシンプルで美しいデザインが個性的です。
新色のパープルがほしい…、ドンシャリ傾向のイヤホンは持ってないのでほしい…、で最近買っちゃいました。
価格に対する解像度やサウンドイメージなど個性の出し方が上手い。1万円台前半のイヤホンでこれはイイ!
Kiwi Ears Melody
Melodyは同じ価格帯の中でも高い再現性を実現したコストパフォーマンスが高いイヤホンです。
平面駆動ドライバーを搭載し、クリアなサウンドと立体的で広い音場が印象的で、低音から高音までのバランスに優れたスピードのある細かい音の粒子が空間いっぱいに広がります。
また、パワーがしっかりとコントロールされたキレのある低音が音楽のリズム感を高めてくれます。
単色のシンプルな本体にKiwi Earsのブランドロゴがいい感じに主張するスマートなデザインはGood!
Kiwi Ears Quartet
Quartetはバランスドアーマーチュアドライバーとダイナミックドライバーをそれぞれ2基ずつ搭載したハイブリッドイヤホンfです。
大きな特徴として、2つのスイッチON/OFFにより4タイプの音質コントロールで好みのサウンドを楽しめます。
基本は解像度が高めのクリアサウンドで高音の伸びがきれい。
スイッチングにより4タイプのチューニングが可能となり、アコースティックな楽曲からロック、EDMまで1つで多彩なジャンルへアプローチできるのは個性的です。
特徴的で美しいデザインと快適なフィット感もQuartetの魅力です。
ここで紹介する他のKiwi Earsのイヤホンとは異なり迫力よりもキレイで清楚な一面を見せてくれるイヤホンです。
スイッチングで音質を変えられるコスパの良さは魅力的。
Kiwi Ears Quintet
Quintetは5ドライバー構成のフラットで高解像度なイヤホンです。
ダイナミックドライバー/圧電骨伝導体/平面磁気ドライバーを各1基ずつ、バランスド・アーマチュアドライバー2基の計5基を搭載し、それぞれが自然に連結された設計です。
そのため、全体をとおしてフラットなバランス、広い音場、レスポンスのよい音が基礎となり、低音から中音にかけたパワー感や遠くに抜けるような澄んだ高音を楽しめます。
シルバーを基調としたシンプルでシックなデザインと快適な装着感もあいまって、同じ価格帯でも高い評価を受ける有線イヤホンです。
Initial A THE韻
THE韻は10mm平面駆動ドライバーとセラミックハウジンにより音響体験を追求したイヤホンです。
オーディオ評論家 野村ケンジ氏の監修とオトモノコミュニティの思いにより作り上げられた音質は極めて秀逸。
10mm平面駆動ドライバーやセラミックハウジングの特性をいかした解像度の高さ、音場の広さなどには高い評価が寄せられています。
洗練された美しい流線形のデザインは、シンプルな中に個性を描いてくれます。
想いのこもった音づくりに好感を持てます。
#オトモノの皆さんの想いが込められた音とスタイリッシュなデザインが琴線に触れまくってタイヘン…。
Initial A 月-Moon-
月-Moon-は平面駆動ドライバーとBAドライバーで素直な音を再生するイヤホンです。
先に紹介したTHE韻と同じく、野村ケンジ氏とオトモノコミュニティによる音づくりによって、ボーカルやアコースティックな音源も広い音場にクリアに描写します。
素直な音なのでプレイヤーやDACなどイヤホン以外のオーディオ機器の特色と月-Moon-の協奏にも注目です。
月-Moon-の由来が「月虹」「ロケットの素材であるチタン合金」「オトモノの入会メンバーの名前」であるところからも大切に想いつくられたイヤホンであることが感じられます。
水月雨 (MOONDROP) Aria 2
Aria 2は美しいメタリックなボディと煌めく高音質を両立した人気イヤホンです。
セラミックコーティングされたドーム複合振動板ダイナミックドライバーは、極めて高い解像度と全体域でバランスのとれた音を聴かせてくれます。
特に中音から高音にかけて伸びていく様子は美しく、ボーカルの繊細な感情表現がとても魅力的です。
音質のクオリティだけでなく、3.5mm&4.4mmのプラグ変換ができる点、シルバーメタルの本体にドットがあしらわれたおしゃれなデザイン、これだけそろって約15,000円はコスパもGood!
以前、ARIA“Snow Edition”の繊細さに魅了されたことがありましたが、低音がもう少し欲しかったので購入を断念。
Aria 2を聴いてみると煌めく解像度に低音の量感がプラスされて魅力マシマシです。
水月雨 (MOONDROP) Starfield 2
Starfield 2は極めて繊細な高音、星空を想起させるデザインが美しいイヤホンです。
広めの音場に繊細で鳴りのよい高音が広がる様子がとてもキレイで、ピアノや弦の主旋律やハーモニーを細かく表現し、倍音の美しさまでも響かせてくれます。
低音をゴリゴリ押し出すハードロックなどより、ソナタや女性ボーカルの透きとおるような表現が得意。
天空に輝く星々が煌めくデザインは、ビジュアルを楽しみたい方にも最適です。
Victor HA-FW1500
HA-FW1500はVictorを象徴するウッドシリーズの高音質イヤホンです。
高解像度であることはもはや前提として、あくまで自然体の中に深みとパワーを宿す低音が全体のバランスをしっかり整え、少し前方に定位するボーカル、透明感のあるピアノの旋律などリアルに表現します。
ウッドドームカーボン振動板による豊かで有機的な音色は唯一無二の個性。その実力は発売以来、毎年欠かさずオーディオビジュアルアワード(内、金賞4回)を受賞しているほどです。
木製の高級感ある筐体にさりげなくあしらわれた犬のマーク(ニッパーくん)も他にはないデザインを楽しめます。
ビクターの派手さを求めない柔らかい自然な音は“木”との相性も抜群。デジタル音源もすごくナチュラル!
いつの時代も流行りの音にとらわれないスジの通った音づくりをしてくれるビクターが大好きです。
JVC HA-FX46
HA-FX46はJVCブランドのハイコスパ廉価モデルイヤホンです。
価格は約2,000円の低価格帯ですが、なんといっても価格に似合わない高音質。
全体的に柔らかさのあるナチュラルなサウンドで解像度は価格帯でもトップクラス。低音に重心がありスピード感もバッチリです。
見た目も音もコストパフォーマンスが高い、10年以上のロングセラーな個性的イヤホンとなっています。
10年以上愛用しています。
価格以上の音質、低音の量感、暖かみのあるネイロが好きです。長く使い続けられる丈夫さもうれしい!
See audio 麻婆豆腐
麻婆豆腐はクリアで圧倒的な情報量とデザイン、ネーミングに惹かれるイヤホンです。
クッキリと輪郭を描くタイプのイヤホンで、解像度や定位の良さが如実に現れ、ボーカルが前面で唄うリアルな雰囲気には一聴の価値があります。
デザインとネーミングにはご覧の通り個性しかありません。辛口できたての麻婆豆腐のようなカラーに豆腐キャラと唐辛子が主張するイヤホン。ぜひご賞味ください。
音質は当然ハイレベル。クッキリした音が好きな人やボーカルをメインで聴く人におすすめ。
あと、これは名前と見た目でしょ!麻婆豆腐をこよなく愛する人は見逃せませんよね。
Sennheiser IE200
IE200は老舗ゼンハイザーの瑞々しい音や広い音場を楽しめるイヤホンです。
低音はスピード感と切れ、量感が適切にコントロールされ、中音域の瑞々しいボーカル、高音域の遠くに伸びる美しさが好印象。さらにIE200の広い音場には、音の粒子が縦横の空間全体に浸透していく様子を感じられます。
バイオリン、アコースティックギター、ピアノなどの楽器や女性ボーカルは、いつまでも聴いていたくなるほどです。
さらに、I最大の特徴としてデュアルチューニングシステム(オープンorクローズ)により、2つの高音質パターンを楽しむことができるのはIE200ならではの個性といえます。
いつも使っています。
音源を丁寧に包んで自然に表現してくれるネイロが大好き!デュアルチューニングでは音場の広いオープンが好みです。
TAGO STUDIO T3-02
TAGO STUDIO T3-02は“持ち歩く、究極のナチュラルサウンド”を追求したイヤホンです。
開発は国内のレコーディングスタジオ「TAGO STUDIO TAKASAKI」。独自の「BOX-IN-BOX構造」を採用し、イヤホン内部にもう一つのコアユニットを設けることで、残響の調整や遮音性の向上を実現しています。
レコーディングスタジオ開発だけあって解像度や定位感は抜群。
タイトでありながら深みや余韻を豊かに再生する低音域、ブレスの暖かさまでを表現する中音域、自然で清涼感のある倍音など、音源そのものの本質を引き出すイヤホンです。
無垢の楓木材を使用したフェイスプレートとさりげなく刻印されたはメーカーロゴは、T3-02の音を象徴するかのようなデザインです。
クセが限りなく“ゼロ”に近いイヤホンなので、音源だけでなくアンプやプレーヤーの色も如実に映します。
これだけ素直な音はなかなか稀有。T3-02は個性を消すという個性をお楽しみください!
相性を見極める!個性的な有線イヤホンの失敗しない選び方 5ステップ
音質やデザインの個性が強いイヤホンは、好みが分かれることもしばしば。
なので自分の感性を大切にしながらイヤホンを選ぶことが重要になってきます。
ここでご紹介する“個性的な有線イヤホンの探し方 5ステップ”は自分の感性を信じながらイヤホンを選択していく方法です。なるべく失敗しないイヤホン選びにお役立てください。
\タイムラインで流れをチェック/
詳細については以下をご覧ください。
【STEP 1】 音やデザインなど重視したいポイントをイメージする
まずは自分がイヤホンに求める要素を明確にしましょう。
音質重視?デザイン重視?音色の好みは?デザインの好みは?
重視したいポイントをできるだけわがままに、そして具体的に“自分が”選択すべきイヤホンをイメージにしていきます。
【STEP 2】 ショッピングサイトや専門店サイトなどでイヤホン探し
次にオンラインのショッピングサイトや専門店のウェブサイトで、どんなイヤホンが販売されているのかをチェックしていきます。
知らなかったイヤホン、新しいブランドやモデルとの出会いがあり、選択する上での視野を大きく広げていくことに役立ちます。
【STEP 3】 気になるモデルは公式サイトやレビュー・口コミで詳しくチェック
STEP2で気になったイヤホンのことをもっと知っていきましょう。
メーカーの公式サイトやレビュー記事、口コミなどでスペックや特徴、ユーザーからの評価を参考にすれば、そのイヤホンの個性が明瞭になってきます。
イヤホンの個性と自分の感性との相性が“いい感じ”なイヤホンを候補にしていきましょう。
この時にステップ1でイメージしたポイントを基に、第1候補、第2候補、第3候補…みたいに優先順位をつけておくと次のステップでしぼりやすくなります。
【STEP 4】 価格と照らし合わせながら候補をしぼる
候補をしぼったら、ステップ①のイメージに近い順に優先順位をつけ、順位の高い方から金額をチェックしていきます。
- 自分が考える予算と概ね一致してる?
- コストパフォーマンスはどう?
- 好みに合っているかもう一度チェック!
自分の好みと予算が一致するイヤホンを丁寧にチェックしながら、2~3機種まで絞っていきましょう。
気に入ったイヤホンがわずかに予算オーバーぐらいなら、 “好き”を優先した方が後悔する可能性は各段に低下します。
【STEP 5】 これだ!と思うイヤホンに決定
STEP 1~STEP 4までで購入する候補がほとんど絞られてきたと思います。
最後に「これだ!」と思えるイヤホンに決定すれば、おそらく手元にはあなたと相性のよい個性派イヤホンが届くはずです。
なお、ネットの口コミやレビューにより一定の音質傾向はつかめますが、可能であれば実際に試聴できる店舗に足を運んでみてください。
自分の耳で音を確かめてみることで、より好みの音かどうかを判断できるので安心できます。
まとめ
この記事では、個性あふれる有線イヤホンについて解説してきました。
イヤホンは多様性にあふれるオーディオ機器。なかでも有線イヤホンは、音質やデザインによる個性を演出しやすい分野といえるでしょう。
価格比較サイトやおすすめ記事などで紹介されている大手メーカーや大人気のイヤホンは、確かに性能も高く良いものがたくさんあります。
しかし、隠れた名機も世の中にはたくさんあって、共感してくれるユーザーのために音楽を奏でる日を心待ちにしているようです。
有線イヤホンの煌めく個性が「大好きなイヤホン」を探している誰かのところに届いたとき、きっと何にも代えがたいオンリーワンの演奏がはじまる気がします。
\有線イヤホン関連記事/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E4000 → ナチュラルに迫力の音質
- final E5000 → Eシリーズ最高峰
- SENNHEISER IE 100 PRO → ザ・モニターイヤホン
- SENNHEISER IE 200 → 技術とコスパの結晶
- SHURE SE215SPE → 超定番のイヤモニ
- audio-technica ATH-CKR70 → 高音がキレイ
※その他のオーディオ記事
\初心者向けイヤホンの選び方/
\イヤホン購入前にチェック!/
コメント