今年の3月にゼンハイザー『IE 40 PRO』の生産終了が発表され、後継モデルとして『IE 100 PRO』が発表されていました。
超人気モデル『IE 40 PRO』の後継機ということで注目度も高かったですね。
そして、ついにゼンハイザージャパンから発売に関する正式発表!
この投稿では『IE 100 PRO』の最新情報と『IE 40 PRO』の傾向を基にした音質考察とおすすめポイントをチェックすることができます。
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最新情報『IE 100 PRO』の発売日・価格
発売日:2021年6月17日
『IE 100 PRO』の価格はフジヤエービックさんなどから12,870円(税込)で予約が開始されてるようです。
生産終了後『IE 40 PRO』の価格がかなり高騰していましたが、発表された『IE 100 PRO』の価格帯は『IE 40 PRO』の通常価格と同程度なので一安心しました。
スペック比較
基本的には『IE 40 PRO』を継承しているので、スペックもほぼ同等。
大きな違いとしてはケーブルコネクタに上位モデルの『IE 400 PRO』『IE 500 PRO』と同じものが採用されており、上位モデルとの互換性があります。その他のスペックはこんな感じ。
モデル | IE 40 Pro(旧モデル) | IE 100 Pro(新モデル) |
インピーダンス | 20 Ω (Ohm) | 20 Ω (Ohm) |
トランスデューサー原理 | dynamic | dynamic |
周波数帯域 | 20 Hz – 18 kHz | 20 Hz – 18 kHz |
感度 | 115 dB (1 kHZ/ 1 Vrms) | 115 dB (1 kHZ/ 1 Vrms) |
全高調波歪(THD + N) | < 0,1 % ( 1 kHz, 94 dB) | < 0,1 % ( 1 kHz, 94 dB) |
接続ケーブル | Detachable | Detachable |
ケーブル長 | 1.3 m | 1.3 m |
減衰 | < 26 dB | < 26 dB |
色 | Black, Clear | Black, Clear, Red |
音質的には『IE 40 PRO』に比べて高音がより聴きやすくなったというレビューもあります。
低域の量感は価格帯的に上位機種に譲るところでしょうが、同じ価格帯ではシュアーのSE215と双璧をなすモニター系最強クラスのハイコストパフォーマンスモデルになるかもですね。
なお、新色のRedが追加されました。超カッコいい!
音質を考察する
実は、私少し前にイヤホンを新調した時に旧モデルの『IE 40 PRO』が最後まで候補に残っていました。
明瞭に原音を描き出すモニター的な鳴りの『IE 40 PRO』か?音楽の表現力を求めたfinalの『E3000』か? (finalの『E3000』詳しいレビューはこちら:星屑のレビュー ☆コスパ最強イヤホン final E3000☆)
最終的にfinalの『E3000』を選んだ理由は次の2つで、一つは“今欲しい音だったから”、もう一つは“モニター系のイヤホンは既に持っていたから”でした。
高性能なモニター系のイヤホンは音の基準として一つは持っておきたいし、最初に選ぶイヤホンは絶対にモニター系がよいと私は思っています。何よりもモニター系は飽きにくい音だと感じています。
『IE 40 PRO』を基にした『IE 100 PRO』の音質考察は次の通り。
- 高 音 :
- 中 音 :
- 低 音 :
- 解像度 :
- 音場感 :
- 定位感 :
『IE 100 PRO』はこんな方におすすめ
次の3点をチェックしてみてください。どれか当てはまる方に『IE 100 PRO』はおすすめです。
- 価格帯が1万円前後~2万円までのイヤホンをさがしている。
- この価格帯のイヤホンを初めて購入する。
- 解像度クッキリの定位感バッチリのモニターイヤホンが欲しい。
これから色んなイヤホンの音を聴いて楽しみたい方、原音再生を求めたい方、ゲーム(FPS・音ゲー等)を有利にプレイしたい方、DTMやってる方などには今年最も注目のイヤホンの1つと言っていいでしょう!
イヤホンの音は千差万別です。その中で『IE 100 PRO』の飾り気のない“基準となるような音”が世に送り出されるのは間近ですね。
私の次のイヤホン選びでは最有力候補になりそう。6月17日が楽しみです。
- 『IE 100 PRO』&フジヤエービック
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