こんばんは。
finalの新製品ニュースにわくわくするのでご紹介したい!オーディオライターのsugi-sugu(スギスグ)です。
ということで気になる新モデルなど2024年11月6日現在の最新情報をまとめています。
さて2024年の下半期はオーディオブランドfinalから待望の新製品が続々と発表されました。
そんな「final」の最新情報や、その他のfinalに関するお役立ち情報を解説していきます。
大人気の「Aシリーズ」新モデルや新たなシリーズ「Sシリーズ」などなど、注目の情報が満載です。
finalの音とデザインに恋するsugi-suguが、公開情報+経験を基にご紹介していきます。
\final・agの参考レビュー記事/
目次
finalとは
最新モデルをご紹介する前に、finalについて少しふれておきます。(すぐに最新モデルをチェックしたい方はこちら)
finalは主にイヤホン&ヘッドホンを展開する日本のオーディオメーカーでありブランドです。
製品の研究開発・企画・デザイン・設計・ 製造・販売まですべてのプロセスを自社で完結できるfinal。
2007年創業のS’NEXT株式会社を前身とし、2009年にブランド名を「final audio design」へ、2014年に「final」へ変更。
2020年には社名自体を「株式会社final」とし、とってもお手頃な製品からハイエンドモデルまで、独自性の高いハイクオリティな製品を提供しつづけています。(final公式ホームページ)
final製品の特長
final製品の特長としては次のポイントがあげられます。
- シリーズごとのコンセプトが明確
- モデルごとの特徴がわかりやすくおもしろい
- 音もデザインも価格帯を問わずこだわりを感じる
- エントリーからハイエンドまでラインナップが豊富
- 低音域から高音域まで聴き疲れのない高音質
- 音の傾向は、フラット、クリア、ナチュラル
finalの目指すところ
―技術的な裏付けのある質の高さが、お客さまの高揚感に繋がるような製品を作り続けるブランドでありたい
―アンティーク市場が生まれるような製品を作っていきたい
―ハイエンド製品の質を手の届く価格帯の製品でも実現していきたい
最新&人気の製品シリーズ紹介
- Sシリーズ
新シリーズSが登場!BAドライバーの可能性を追求した真鍮とステンレスの2モデル展開。
価格帯:44,800円~54,800円 - Aシリーズ
自社開発ドライバーf-Core DUを搭載し新たな評価基準を提起。最新モデルA6000登場!
価格帯:13,800円~198,000円
- Eシリーズ
定番を目指し洗練された音質と質感。価格帯も幅広くコストパフォーマンスも超優秀。
価格帯:1,980円~32,800円
その他のおもしろいシリーズ
- Dシリーズ
2モデルが新登場!平面磁界型のハイエンドヘッドホン。広大な音場や圧倒的な高音質を実現。 - makeシリーズ
ユーザー自身でチューニングできるシリーズ。モデルによって77~9317通りの調整が可能。 - Bシリーズ
研究成果ごとに製品化されるエンジニア主導のシリーズ。想いや品質が特徴として現れる。 - ZEシリーズ
完全ワイヤレスイヤホン。機能は最小限にした音質特化型。 - コラボレーション
シンガポールメーカーDITA、ドラゴンボール、エヴァンゲリオン、ウルトラセブン
「ag」ブランドについて
2019年に立ち上げられた同社のブランド「ag」は、古語の“有り難き”に由来する“めったにない”をコンセプトに、ワイヤレスのイヤホン、ヘッドホンを展開しています。
シンプルでかわいいデザインとリーズナブルでも高音質な製品が人気です。(ag公式ページ)
知人のインテリアコーディネーターさんがagのCOTSUBUを使っていたのでfinalファンの私は、なんだか勝手にうれしくなっちゃいました。
final 注目の最新モデルを紹介!
ここからは2024年10月以降に発売または予約が開始されたfinalの最新モデルをご紹介します。
発売間近や発売されたばかりの製品紹介なので多くは試聴できていませんが、メーカーなどの最新情報+私の経験なども踏まえてご紹介していきます。
Sシリーズ:S5000 & S4000
2024年10月30日に発売されたS5000とS4000は、バランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーの新たな可能性を追求した有線イヤホンとのこと。(final公式HPより)
BA型のドライバーは、中音から高音にかけてクリアで繊細な表現力に定評があり、Sシリーズでは水平対向配置により、不要な共振を低減させています。
一方で低音のパワーや響きなどは、ポピュラーな方式であるDD型と比較して課題が残る印象です。
ここで重要になるのが、final独自の「トーンチャンバーシステム」の役割。
このシステムによって本体の音響空間を活用し、クリアで繊細な音に低音から高音までバランスのよい豊かな響きが加わります。
さらに「トーンチャンバーシステム」には材質の響きを活かす特徴もあります。
S5000は真鍮による柔らかで芳醇な温かみのある音色を、S4000の筐体はステンレスによるシャープでキレのある音色をたのしむことができます。
ムダな響きがなく自然な音を奏でてくれて、様々なオーディオ機器や楽器でも活躍している“真鍮”
強度が高く輪郭がハッキリとした音で、こちらも多くのオーディオ機器に使用される“ステンレス”
私は真鍮の音が好みです。
Aシリーズ:A6000
2024年11月14日に発売されるA6000は、大人気イヤホンA5000の上位モデルです。
finalが独自開発するダイナミック型ドライバーユニット「f-Core DU」をステンレスマウントフレームで保持。
軽量な樹脂筐体と高い剛性を両立することでムダな共振を軽減し、解像度の高い鮮やかな輪郭形成を実現します。
付属のケーブルは新たに開発された「2PINソフト単結晶銅ケーブル」。
単結晶銅の特徴である“優れた導電性”により、正確な伝達と柔らかい質感を引き立たせます。
公式などの解説から予測する限り、暖色系で高解像度なんだけど機械的にならずに聴きやすい音だと想像します。
そもそもA5000の購入を検討していた矢先にA6000の発表…。購入していなくて良かった。
Dシリーズ:D8000 DC & D8000 DC Pro Edition
finalの新しいフラッグシップヘッドホンとして、2024年11月2日の「秋のヘッドフォン祭 2024」で公開されたD8000 DCとD8000 DC Pro Edition。
従来モデルのD8000に新たに加えられた“DC”の文字は、演奏記号の「Da Capo(ダ・カーポ)」のこと、そして「Da Capo」=「楽譜の初めに戻る」という意味を持ちます。
つまり従来モデルにして最高峰のD8000の設計を初めから見直し、改めて誕生したフラッグシップがD8000 DC&D8000 DC Pro Editionです。
D8000系の要でもある独自技術「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」も再設計されています。
異次元の進化がたのしみなヘッドホンですね。※私の感想です…。
このクラスのヘッドホンには開発予算の制限が少ない場合も多く、高音質への探求、追求が色濃くなっています。
音への明確な好みや目的があるユーザーにおすすめしたいヘッドホンです。
Fシリーズ:F7200(復刻版)
2024年10月17日より、2016年に発売された人気のイヤホン「F7200」が復刻販売されました。
F7200は、直径5.5mm、重量2gの超小型軽量設計で、鼓膜への近接と高い密閉度を実現しています。
バランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーをフルレンジで使用し、高音の抜けが素晴らしく繊細な表現とナチュラルなサウンドが魅力です。
final公式ストアにて100個限定で販売されましたがこの記事を執筆中に早くも完売。
今回の10月以降のfinal最新情報を掲載しているので、再復刻を願ってとりあえずご紹介してみました。
F7200はけっこう試聴経験があります。
低音は量感こそ控えめですが質の高さが際立ち、中から高音にかけて明るく明瞭な音が自然に響いてくるイヤホンです。
“秋のヘッドフォン祭 2024”のfinal
2024年11月2日に開催された「秋のヘッドフォン祭 2024」にfinalから新製品や未発表機種を含む12機種が展示され「スタンプラリー」や「プレミアムガチャ」などのイベントにも注目があつまりました。
この記事でご紹介しているヘッドホン「D8000 DC」や有線イヤホン「A6000」「S5000」「S4000」だけでなく、ワイヤレスイヤホン「ZE3000 SV」やDITAブランドの「Mecha」などなど新モデルを続々出展。
agブランドからも「WHP01K MK2」が発表されています。
新製品も従来モデルも、想いのつまったfinalの情報に目がはなせません!
オーディオ情報サイト「PHILE WEB」:<ヘッドフォン祭>final、新旗艦ヘッドホン「D8000 DC」正式発表。完全ワイヤレス「ZE3000」後継機も
sugi-suguのおすすめfinal製品レビューを紹介
これまで、私が実際に使用したいくつかのfinalとag製品に関する詳しいレビューを掲載しています。
各製品の詳細だけでなく、final製品の雰囲気を確認するのにも役立つのでご参考にまでにチェックしてみてください。
- final E3000
→ アンダー5000円とは思えない高音質は絶対にコスパ最強! - final E4000
→ リアリティとパワーを兼ね備えた躍動感あふれる表現力 - final E5000
→ シリーズ最高峰の透明感、音場、解像度そして自然体なネイロ - final ZE3000
→ワイヤレスにして同価格帯の有線イヤホンを凌駕する音質 - ag WHP01K
→音質も機能もちょうどいいとこどりのコスパ良好なヘッドホン。
私はfinalの音質、音色、デザイン、コンセプトなどに共感しています。
特に音色が好みの製品が多くとっても好きなオーディオブランドです!
まとめ
フラッグシップヘッドホンの「D8000 DC」人気シリーズの新モデル「A6000」新たなシリーズとして発売された「S5000/S4000」を中心にご紹介してきました。
finalの最新の製品情報やイベント情報は、公式サイトや関連ニュースでチェックできます。
この記事ではその他の参考情報と少しばかりの愛情をそえてfinalの情報を掲載していますので、皆さんの情報源のひとつにして頂けますと幸いです。
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