こんにちは
今日も定時で帰りたいsugi-sugu(スギスグ)です。
突然ですが、皆さん今日は定時で帰れましたか?
「昨日も残業、今日も残業、きっと明日も明後日も…」そんな辛い思いをしている方も多いのではないでしょうか?
この記事では定時で帰るために大切な次のコトを確認することができます。
意味のない残業⁉をなるべく減らせば、限られた人生の中で“自分”や“周りの人”にとってより幸せな時間を確保することができます。
定時で帰って自由な時間を満喫するもよし!
家族と過ごす時間を増やすもよし!
副業でさらに稼ぐもよし!
この記事で、やめるべき残業をやめて堂々と定時で帰る方法をチェックしてみてください。
漆黒のブラック企業から抜け出した経験を踏まえて分かりやすく書いていきま~す。
今すぐ残業から抜け出したい方はこちら“それでも定時で帰れない人は『転職』を”チェックしてください。
その他関記事はこちら
関連記事:【仕事楽しむ】モチベーションとパフォーマンス向上コツ おすすめビジネス本5選・くだらない仕事はもうイヤ! 『自分らしく仕事をする5つの方法』・断り方の流儀|仕事を上手に断る4つのステップ!参考例やメリットも紹介
目次
やめるべき残業の条件
最初にやめるべき残業の前提条件を定めておきます。
『やめるべき残業』=『無駄な残業』
大切な時間を搾取している
なぜ『無駄な残業』と明示するかについては次の通り。
- 本当に必要な残業もあるから
- 自分の力になる残業もあるから
“お客様ありきの仕事”や“緊急対応が必要な仕事”なんかは定時を超えてしまうこともあるでしょう。
また、“新規事業の立ち上げ”や“店舗のオープニングスタッフに抜擢された場合”など
こんな時は通常業務よりも遥かに労力を費やすこともありますが得る経験も大きいと言えます。
大切な時間を搾取している『無駄な残業』を上手に減らす方法を考えていきます。
残業になる3つの原因
『無駄な残業』をやめるとはいっても一筋縄ではいかないものですよね。
終わらない仕事に苦しみ…、周りや上司の目が気になり…、と超えるべきハードルは高そうに見えます。
「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」(孫子の兵法より)
まず初めに『残業になってしまう原因』を探っていきましょう。
ちなみに…
日本人の平均残業時間は『24.9時間』
あくまで平均という所に注目です。
多すぎる無駄な仕事
そもそも定められた時間内に終ることが不可能な仕事の量を抱えていませんか?
仕事を振ってくる“会社”や“上司”が“あなた”へ適切な仕事の量を分配してくれているとは限りません。
また、あなた自身が仕事の安請け合いをしている可能性もあります。
自分のキャパシティーを超えている自覚がある場合は対処しやすいのですが、
「気付けば雪だるま式に仕事が増えていた」そして「一旦受けた仕事なので断りづらい」
こんな状況はよく起こります。
ちょっと思い返してみてください。
- あなたじゃなくても良い仕事
- 非効率になるくらいならあなたじゃない方が良い仕事
こんな仕事があなたに無駄な残業としてのしかかっていませんか?
ギリギリの従業員しかいない…。残業前提で回している…。そんな会社はブラックの可能性があるので要注意!
無計画に仕事をする
気合十分なあなたは
「舞い込んできた仕事をその順番通りにやっつける!」
「無造作に散らばる仕事、手当たり次第に手を着ける!」
こんな感じで仕事をやってませんか?
気合十分なのはよいことです。
しかしこれでは効率や優先順位が無視されて余計な時間や仕事量をこなす羽目になってしまいます。
その結果、期限に間に合わせるために残業!
こんな状況をよく目にします。
ここで強い味方になるのがタスク管理。
タスク管理とは仕事を区切り、優先順位や実行すべき仕事量を管理していくことです。
これにより次のことが可能になります。
※『やらなくていいこと』を知るのがとても重要!
順序付けや取捨選択をしないで色んな仕事をこなそうとしていませんか?
効率を上げることはとっても重要!最初は簡単なToDoリストでもいいので仕事を管理してみましょう。
残業が正しいという会社の風潮
国内の会社で未だに多く根付いている風潮として
- 上司が残業しているのに帰るのは悪いこと
- みんな残業しているのに帰るのは空気読めないヤツ
- 残業する人は頑張っている・偉い
- 残業する人=まじめに仕事する人
すなわち『残業は美学』ともいうべき風潮です。(個人的に“ザンビ”と呼んでいます)
そしてこの風潮がまかり通るいくつかの理由があります。例えば…
- 仕事ができない人でも残業で“頑張ってるアピール”ができる
- 中身がない仕事でも無駄な残業で給料を稼ぐことができる
- 『残業が正しい風潮』でサービス残業が増え、その分の人件費を削減できる(会社の思惑)
こんなその場しのぎの対応では自分の成長は見込めず、長期的な稼ぎにもクエスチョンが付きますね。
何より時間は搾取され『幸せの総量』をすり減らすことになりかねません。
成果を出している人にとっては無駄な残業以外の何物でもありません!
こんな風潮が変わらない会社ならちょっと別の会社を探すのも有りです。
転職についてはこの記事後半の“それでも定時で帰れない人は『転職』を”をチェックしてください。
定時で帰るために考えるべきポイント
『無駄な残業』がはびこる大まかな原因を確認しました。
次に定時で帰るためのポイントを考えていきましょう。
ここではカテゴリーを大きく『自分』と『職場』に分けて、それぞれの重要なポイントを考察していきます。
あなたに必要と思える部分を中心にチェックしてみてください。
ポイント① 自分の行動を考える
『自分』に焦点を合わせて考察します。
具体的なアクションプランも記載していますのでチェックしてみてください。
仕事を分析しプランニングする
「あなたの仕事はなぜ定時に終わらないのですか?」
そう質問されてすぐに答えられるでしょうか?ここが今回のポイントです。
「なぜ」が分からず、「なぜか」定時で帰れなくなっているパターンをよく見かけます。
毎日なぜか定時で帰れないひとは1日間の自己分析とプランニングをおすすめします。
無駄な残業を減らすための「1日間の自己分析とプランニング」のアクションプランを見ていきましょう。
思考実験的にチェックしてみて下さい。
- 自分の時間(定時までの時間)
- 予測できる仕事内容
- 予測できない仕事内容
- 仕事を捨てる
次にこの項目を使って分析とプランニングを同時に行います。
一日の仕事の始まりから終わりそして休憩。自分が仕事につかえる時間を確認します。
この分析とプランニングの絶対的な軸になる要素です。
間違っても残業の時間は入れないで下さいね!
自分の時間に予測できる仕事をはめ込んでいきます。
ここでは自分の時間にどの程度余裕があるのかを知ることができます。
予測できる仕事をはめ込んだら、自分の時間の空いたスペースに予測できない仕事をはめ込みましょう。
この時点で自分が残業しなくてはいけない仕事の分量が溢れた仕事として見えてきます。
たぶん②.【予測できる仕事】または③.【予測できない仕事】で時間から仕事が溢れていますよね。
⇩
これは重要です。
今日のなかで“溢れた仕事”も“はめ込んだ仕事”も、もう一度見渡してみて下さい。
優先順位の低いものから捨ててしまいましょう!
捨てる方法は(1)抹消する(2)他の人にお願いする(上司に相談)(3)明日に回すの順番です。
(1)を選択するのは不安になりそうですが、よく見ていけば整理できるものも多いです。
目的に対して不要なものを捨てるのがポイントです。
(2)、(3)は自分に帰って来る場合があるので注意しましょう。
①.~③.のステップで仕事の量や質、優先順位、予測残業の分量を分析することができます。
最後に④.のステップで仕事の整理整頓を行うことがここで考えるポイントです。
※イメージ図は次の通り
さて、ここでこの項の最初の質問に戻ります。
「あなたの仕事はなぜ定時に終わらないのですか?」
今回の分析で“与えられた仕事の量が多すぎる”、“計画が甘い”、“自分の実力不足”などなど
明確な答えが見えてくるはずです。
原因を知ることで無駄な仕事を整理しましょう。
惰性で仕事しない
“惰性で仕事をする”とはだいたい次のような意味です。
決められた仕事を単純にこなすだけになっていませんか?
「言われた仕事を言われた通りにこなしている」だけでは残業の時間は変わりません。
しかし、毎日の仕事においても工夫すれば効率が上がります。
難しいことを考える必要はありません。とりあえず…
- PCを使いこなせるよう勉強する
- 仕事がしやすい机の配置に変える
- 仲間と協力し効率を上げる
などなど、すぐに身近でできることは結構あります。
また、小さな工夫の繰り返しが大きな変革につながることも多いんです。
思考停止が仕事における大きなリスクであることを認識しましょう。
実行のためのマインド
さて、自己分析の重要性や思考停止のリスクを考えてきました。
次に考えたことを実行することが重要になってきます。
しかし、実行するのはとても難しいことなんですよね。
なぜなら新しいことを考えるって割と労力を使うし、今までと同じことを繰り返す方が楽なんです。
ドライブに置き換えて考えてみましょう。
しかし、何も考えずに目的地を入力してナビ通りに運転する前に『目的地までのルートをリサーチする』『地図を眺めて目的地付近や別のルートも見てみる』ことで面白いものを発見できたり、もっと近道さえ発見できることがあります。
限られた休日をより充実したものにできる可能性が広がりますね。
仕事も同じです。
しかし、毎日惰性で仕事をする前に『現状を分析し自分でプランニングする』『ちょっとした勉強や工夫をする』ことで、より良い仕事がさらに効率よく実行されるでしょう。
いい仕事をして無駄な残業を減らせる可能性が広がりますね。
結果を出すためにはアクションを起こすことが重要です。
ポイント② 職場の環境を考える
次に職場環境に目を向けてみましょう。
あなた自身が無駄な残業を減らす行動をとったとしても、環境がそれを許してくれなければ定時で帰ることは難しそうです。
定時で帰れる可能性がある職場環境なのかどうか、冷静に見ていきましょう。
心理的安全性は保たれているか
これまで残業ばかりな人が残業を減らし定時で帰ろうとする…
当然ですが周りの人たちにもその行動は見えています。
あなたの行動が仕事の効率や生産性を向上させてた上なら何も問題ないはず。
なのに否定的な視線や言葉、態度が向けられる職場なら、せっかく残業を減らしていこうとする取り組みも上手くいきそうにありません。
- みんな残業してるから残業すべき
- 周りに合わせて仕事するのは当然
- 他と違う行動はダメな行動
あなたの職場でこんな同調圧力は作用していませんか?
効率を上げて残業を減らしていける環境。
目的に対する良い行動が同調圧力などで阻害されない心理的安全性のある職場環境は残業を減らすために重要です。
ブラック上司・ブラック企業
あなたの職場環境はブラック上司・ブラック企業がはびこる環境ではありませんか?
ブラック上司の行動の一例を確認しておきましょう。
- 高圧的に怒鳴る
- 失敗をネチネチえぐる
- 仕事を押し付けて自分は責任逃れ
- 部下の評価は実績よりも機嫌
- 休憩や休日でも仕事をさせる
もちろん仏様のような上司を求めるわけではありませんので総合的に上司の言動を見ていくべきです。
しかし、上記のような行動が散見される上司にはブラック上司の称号が相応しいと言えます。
さらにこのようなブラック上司を良しとする会社や、社員が会社に人生を捧げることを当たり前と考える会社は社員に無理な業務を強要したり、様々な上司のハラスメントを見過ごしたりもするでしょう。
これは明らかにブラック企業の体質ですね。
厚生労働省が運営するサイトではブラック企業のことを次のように記載しています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。
引用:厚生労働省運営/確かめよう労働条件/Q&A/「ブラック企業」ってどんな会社なの?より
ブラック上司ブラック企業への対応について…
【結論】:そんな会社からは早めに逃げましょう。
個人が会社の環境を変えるためにどれほどの時間と労力を費やすのか計り知れません。
人生の時間を搾取されるくらいなら別の会社に転職すべきです。
転職についてはこの記事後半の“それでも定時で帰れない人は『転職』を”をチェックしてください。
環境を変える勇気
少し私の体験談を話させてください。
私は15年前、スーパーブラック企業に勤めていました。
当時、中卒の私を出世させてくれ、ある程度の給料を払ってくれる会社に感謝していましたし、中卒だから転職してもそれなりの給料をもらえるところなんてないと思い込んでいました。
「半年間も休みないけど…、怒鳴られるけど…、楽しいと思うことはないけど…、この会社に感謝し我慢しなくてはいけない」と…。
そんな時、子どもが生まれ家族の将来をリアルに想像するようになりました。
- 疲れ果て笑顔が少なくなる自分
- そんな私と過ごす家族たち
- 10年後の家庭環境
その後、情報を集めて辞めるべきかどうかを判断するようにしました。
- ブラック企業の社会的評価
- 業界の将来性
- この会社に未来はあるのか
- 中卒にチャンスはあるのか
情報を集めて考えた結果、「転職をしても問題ない!」そう判断し会社を辞めたんです。
たくさんの反対もあったし引きとめても頂いたけど、調べた情報が転職という方角を示していたし、私の判断を妻が信じてくれたから。
中卒だから辛抱しないといけない。辞めたら家族を養えないという思い込みをファクトで打ち消した判断だと思っています。
私はファクトから勇気をもらいました。
それともうひとつ、私はある歌詞から勇気をもらっています。
『行きあたりばったりじゃない 俺には見えてるだけ!』(THE JET BILLY:我が為に より)
さて、15年前に退職したその職場、現在は…、今はもうありません。
自分自身のファクトを勇気に変えて、その環境から飛び出すことが良い選択になることもしばしば起こるんです!
転職についてはこの記事後半の“それでも定時で帰れない人は『転職』を”をチェックしてください。
残業を上手に減らす5つのコツ
ここからは残業を上手に減らすコツを一気に見ていきましょう。
5つのコツをあなたの現状に合わせて実行してください。
①現状の把握と管理
前述の“仕事を分析しプランニングする”でも触れましたが、『分析とプランニング』は重要です。
現状を知り管理することで残業を減らしていきます。
業務環境や性格を考慮する
業務環境に合っていない方法や無理に複雑な管理をしても続きません。
ただでさえ残業するほど時間がないのに、元々細かいことが嫌いなのに複雑な管理なんてできるわけないんです!
まずは自分の業務環境や性格をしっかり反映させていきましょう。
- どんな日常業務がある?
- どんなイレギュラーがある?
- 仲間の配置や協力関係は?
- おおざっぱな性格?
- ストレスは感じやすい?
色んな状況がありますね。
業務環境や性格を反映した管理の方法は例えば…
- 手帳で管理する
- スマホアプリで管理する
- 会社PCのグループウェアを活用する
- 自分で管理表などをつくる
色んな状況があるのであなたに合わせた管理を行っていきましょう。
余裕のある設定が肝心
管理していく上で必ず注意すべき点があります。
余裕のある管理をしていきましょう。
そのためには次の2点を業務管理に反映させてみてください。
- イレギュラーが起こることを想定する
- 自分の能力を低く見積もる
さらに十分余裕を持った計画がチームや上司に承認されていれば、安心して計画を実行することができます。
でも、余裕のある予定を組んだことを良いことに仕事を後回しにしないように注意しましょう。
②効率を上げる方法を導入しよう
効率を上げると同じ仕事でも早く終わったり密度の濃い仕事ができたりします。
残業が減って生産性まで上げられるなら、まさに一石二鳥ですね。
今の仕事をよりスリムにして残業を減らしていきます。
無駄な仕事を捨てる
先述の“仕事を分析しプランニングする”と重複しますが、大事なところなのでもう一度おさらいです。
これは重要です。
今日のなかで“溢れた仕事”も“はめ込んだ仕事”もう一度見渡してみて下さい。
優先順位の低いものから捨ててしまいましょう!
捨てる方法は①抹消する、②他の人にお願いする(上司に相談)、③明日に回すの順番です。
①を選択するのは不安になりそうですが、よく見ていけば整理できるものも多いです。
目的に対して不要なものを捨てるのがポイントです。
②、③は自分に帰って来る場合があるので注意しましょう。
無駄な仕事にはどんな仕事があるのでしょうか?
- 無駄な資料作り
- 意味のない書類の回覧・押印
- 何も決まらない定例会議
- 決められたやり方以外禁止
- 多数のメール返信
- 目的のない挨拶回り
キリがないのでこのくらいにしておきましょう。
会社の決まりごとなど難しいところもあるでしょうが、無駄な仕事はできるだけしない方が良いです。
こんな仕事は可能な限り整理してください。
机の上に置けるものに限界があるように、持てる仕事にも限界があります。仕事の断捨離はものすごく重要!
仲間を巻き込む
その仕事、本当に1人でやった方が良いですか?
例えば…
この流れは必ずしも同じ人がやることが適切とは言えません。
②資料作りは高度なPC技術を持つ人が圧倒的に有利です。
③資料チェックは間違いやポイントを見抜ける人でないといけません。
④営業は相手の心を捉え適切に良さをアピールできる人が良いでしょう。
もちろん①~④を兼務した方が良い場合もあるので一概には言えません。
要するに1人でやるより、仲間とやればもっと効率よく生産性も上がる可能性を常に考えてみてください。
多すぎる仕事を分かち合える仲間、適切に判断してくれる上司がいれば言うことありませんね。
③終了のポイントを設定しよう
終わらなければ延々と残業を続けるのは止めましょう。
仕事って継続的なものが多いからそんなに簡単には終わりませんよ。
終了のポイントを決めて残業を減らしていきます。
基準は時間ではなく仕事のポイント
「今日は◯時まで残業しよう!」この目標設定は間違っています。
「定時までにAの仕事とBの仕事は終わらせよう。時間が余ればCの仕事のこの部分までやろう」
このように仕事をポイントで区切るんです。
ポイントで区切れば終了の地点も明確になり、計画設計や進捗管理もしやすくなります。
終了のポイントを決めているので、ダラダラと残業に時間を費やすことも圧倒的に減るでしょう。
優先順位を間違えないよう注意しましょう。
仕事のポイントを明日にずらす
計画通りに終わらない日もあるでしょう。臨機応変な対応も時には必要です。
例え計画からずれてしまっても今日やらなくてよい仕事なら明日に回すべきです。
なぜなら、あなたの計画は余裕をもって設定されているはず。(「余裕のある設定が肝心」参照)
もちろん、今日やらなければいけない仕事が残っていれば諦めて残業した方がよさそうですね。
やってしまわないと不安な気持ちはよく分かります。だけどグッとこらえて明日に託しましょう!
④帰る理由を明確にしよう
あなたがはどんな理由で定時で帰りたいと思っていますか?
それぞれに大切な理由があるはずです。
逆に言えば、しっかりとした理由がなければ常態化した残業を抜け出すことは困難とも言えます。
残業をしない理由を確認する
あなたが残業をしない理由は何でしょう?
友人や恋人と楽しい時間を過ごしたい。
気の合う同僚と飲みに行きたい。
ゲームをしたい。スポーツをしたい。
読書をしたい。勉強したい。副業したい。
とにかく残業が嫌い。などなど…。
自分の中にしっかりとした理由があることが大切です。
もちろんどんな理由でも構いません。
どんな理由でも構いませんが、きちんと説明できるような理由でないとダメ!
何となく…。みたいなのは止めておかないとしばらくしたら、また残業のトリコになってしまいますよ。
理由を宣言する
あなたの中に明確な理由があるのであれば、その理由をできるだけ多くの人に宣言してください。
「私はとにかく残業が嫌いです。だから残業はなるべくしません!」
次に理由に根拠をつけてあげてください。
「だって、残業ありきで仕事したら自分に甘えてしまうでしょ!」
この根拠はとても大事で
宣言する理由は2つ
- 正当な理由により定時で帰ることを周囲にあらかじめ認知してもらうことで帰りやすくなる
- 周囲に宣言し既成事実を作ることで守らなければいけないという自分への戒めになる
言葉の力でアウトプットすることは残業を減らす大きなコツです。
⑤勇気をもって帰ろう
「お先に失礼しまーす…」と宣言通り定時で帰ってみたあなた。
周りになんて思われただろう…。明日に仕事を回したけれど大丈夫だろうか…。
そんなことが心配になって夜も眠れないほど考えこんじゃうかもしれません。
この問題は残業をやめると決めた後に直面する心配事です。
結論 心配しなくても大丈夫。
勇気をもって帰りましょう!
周りは案外気にしていないし、終わらない仕事を次の日に回したところで1週間の仕事量が変わることはありません。
それに、人間は慣れていく生き物です。
残業をなるべくしない毎日を続けていると、あなたも周りも自然とそれが当たり前になっていき不安も解消されていくものです。
もちろんどうしても残業が必要で残業代も出るのなら仲間と仕事を片付けましょう。
しかし、勇気を持って帰ることが正当な理由なく拒絶される会社ならば、その職場にいる価値をも一度考えるべきかもしれません。
定時で帰っているあなたが成果もきっちり出していればそれがスタンダードになることもありますよ!
それでも定時で帰れない人は『転職』を
前述の『残業を上手に減らす5つのコツ』なんてとっくに全部やってるよ…。なんて方。
今の職場で、もがいて苦しんで少しでも残業を減らせるよう力の限り頑張ったあなた。
それでも定時で帰れないのなら『転職』のいい機会かもしれません。
定時で帰れない理由が次の2つなら転職はとても良い選択になる可能性があります。
- ブラック上司、ブラック企業の体質が変わらない会社
- 明らかに自分に合っていな仕事
特に“1”の理由なら迷っている暇はありません。なぜなら、自分の心と時間をこれ以上すり減らす必要はないからです。
無駄な残業ではなく、あなたの知識や経験、能力を評価してくれる会社があなたを待っていることは覚えておきましょう。
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信頼できる転職エージェントのご紹介
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\転職専門記事/
まとめ
この記事では、無駄な残業をいかに減らしていくかをチェックしてきました。
【残業の原因】
- 無駄な仕事
- 無計画な仕事
- 職場の風潮
- 自分の行動を考える
- 職場の環境を考える
- 状況把握
- 仕事の効率化
- 終了ポイントの設定
- 残業しない理由の明確化
- 勇気を持って定時で帰る
- 失敗しない転職活動
- 転職エージェントご紹介
皆さん、無駄な残業から抜け出す準備はできましたか?
仕事を定時で切り上げて残りの時間はその他、あなたの必要なことに当てていく。
つまり、残業を減らすことは『大切な人生の時間の分配を変えること』にもなりますね。
もう一度、あなたが抱える残業の意味と価値を考えてみてください。
本当にその残業に意味はありますか?価値はありますか?
そう考えると以外にも、早く無駄な残業とサヨナラできるかもしれませんね!
その他関記事はこちら
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