こんばんは。
イヤーピースを耳の中に平和(peace)にしてくれると思うsugi-sugu(スギスグ)です。
みなさんはイヤホンの先端に付属するイヤーピースを変えることで“装着感”だけでなく“音質”まで調整できることをご存じでしょうか?
イヤーピースって、実はイヤホンの可能性を最大化してくれるアイテムです。
だけど、ショッピングサイトで「イヤーピース」と検索してみると多くの製品がヒットするので、結局どれを購入すればよいか分からなくなってしまいそう…。
この記事ではイヤーピースに関する8つのポイントをチェックすることができます。
「イヤーピース選びで迷っている人」「イヤホンの音や装着感を改善したい人」「イヤーピースのメンテナンスや寿命を知りたい人」に役立つ記事となっているのでご活用ください!
イヤーピースなどのアイテム類は、イヤホン本来の音を引き出したり、ちょっとしたスパイスを加えるものです。
もちろん、装着感の改善なども期待できますが、今回は私のオーディオ経験から、特に「音質」にフォーカスして解説していきます。(筆者:sugi-suguの自己紹介 )
\有線イヤホンレビュー/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E5000 → Eシリーズ最高峰
- SENNHEISER「IE 100 PRO」→ザ・モニターイヤホン
- SHURE SE215SPE → 超定番のイヤモニ
- audio-technica ATH-CKR70 → 高音がキレイ
※その他のオーディオ記事
\初心者向けイヤホンの選び方/
目次
イヤーピースとは?
イヤーピースとは、別名イヤーチップなどとも呼ばれる、イヤホン先端の耳に差し込む柔らかい部分のことです。
耳に直接触れる部分なので装着感はもちろん、イヤホンから流れてくる音にも大きな影響を与える重要なパーツのひとつとなっています。
イヤーピースは多くのイヤホンで簡単に取り外しができるパーツです。
イヤーピースは取り外しも簡単で、音質・つけ心地・デザインなどを手軽にカスタマイズできることから、イヤホンユーザーからの需要も高く、様々なイヤーピースが発売されています。
なお、イヤーピースには大きく分けて2つのタイプがあります。
【イヤーピースのタイプ】
- シリコンタイプ
→澄んだ音/優しくソフトな感触/高い耐久性 - フォーム(ウレタン)タイプ
→低音強化/心地よいフィット感/高い遮音性
イヤーピースで音は変わる!?
イヤーピースで音が変わるの?と思う方も多いかもしれません。
私もイヤホンに興味を持つまではイヤーピースが音に与える影響は少ないと思っていました。
しかし、実際にはイヤーピースが音に与える影響はかなり大きいものでした。
イヤーピースの交換によって、不満解決や音質向上に大きくつながる可能性があるからです。
ここからは、イヤーピースが音に与える影響などを詳しく解説していきます。
イヤーピースと音質の関係性と必要性
イヤーピースは音質に大きく影響するパーツです。
遮音性の向上や音漏れの低減により、低音や高音の強化、クリアで深みのあるサウンドなどを実現するほか、材質や形状により、微妙な音の変化が生じます。
イヤーピースと音質の関係性や影響を把握することで、イヤホン本来の性能を引き出し、好みの音に微調整していくこともできるしょう。
その上でイヤーピース交換の重要性を考えることは、自分に最適なイヤーピースを選択をする近道になります。
イヤーピースが音に与える関係性や影響を詳しくチェックしていきます。
密閉性/遮音性(アイソレーション)
イヤーピースが耳にしっかりフィットすることで、外部ノイズの遮断(パッシブノイズキャンセリング)を行います。
この遮音性が高いほど外部からの騒音が減り、音楽をよりクリアに聴くことが可能です。
特に低音域は、人間の低音に対する感度、低音の周波数が持つ特徴、音が音を打ち消すマスキング効果などにより、外部ノイズの影響を受けやすいため、イヤーピースの交換による期待値は高くなります。
また、外部ノイズを減らすことで音量を大きくする必要が減り、聴覚の健康を守る効果も期待できます。
つまり、耳にピッタリとフィットするサイズや材質のイヤーピースを選択することはとても重要な要素です。
材質や形状による音響特性
イヤーピースの材質や形状によって音響特性が変化します。
硬い材質は高音域を強調する傾向があり、逆に柔らかい材質は低音域を強調する傾向があるため、仮に特定の音域を強化したい場合には材質に目を向けて、強調または減衰を狙ってみるのも良いでしょう。
また、イヤーピースの形状は音の反射や拡散に影響を与え、よりクリアな音質や、音場や音像の表現力を高めてくれる可能性があります。
JVCの「スパイラルドット」シリーズなどは、形状を利用し高音質化を図った例です。
耳道共鳴
人間の耳道は、音を増幅させる共鳴器のような役割を果たしています。
イヤーピースの形状やサイズと人の耳道へのフィットによって、特定の音域が強調されることがあり、これは耳道共鳴と呼ばれる状態が発生しているもので一般に2kHzから5kHzの範囲で顕著です。
イヤーピースにはこの共鳴を意識し設計されているものがあり、より自然でクリアな音質を得ることが可能なものもあります。
自分に合わないイヤーピースのデメリット
自分に合わないイヤーピースを使うことのデメリットをまとめてみました。
- イヤホン本来の音質を発揮できてない
- 遮音性や音漏れ防止の性能が低い
- 小さすぎて外れやすい
- 大きすぎて耳が痛くなる
イヤーピースが合わないとほぼ良いことはありません。音質や装着感に違和感を感じたら、早めにチェックしてみることをおすすめします!
あなたのイヤホン 本当にその音?
イヤホンの音質については、多くの口コミやレビューで語られているので、複数の情報をチェックしてみるとだいたいの音質の傾向が見えてきます。
しかし、自分のイヤホンが口コミやレビューで紹介されている音とは大きく異なると感じたことはありませんか?
こんな時は“イヤーピースの交換”がおすすめです!
先に解説した通り、サイズや材質、形状などによって音質が大きく変わることがあります。
まずはイヤホンに付属しているイヤーピースで“サイズの交換”を試してみてください。
今のイヤーピースよりも大きめのものに交換するだけで、低音の響きや高音の鳴りが大きく変わるかもしれません。
その音が口コミやレビューの音と近ければ、そのイヤホンは本来の音を奏でてくれている可能性が高くなります。
そして、その音に満足できるなら、イヤホンもイヤーピースも新たに購入する必要はなくなるはずです。
もし、付属のイヤーピースと交換しても口コミやレビューと微妙に違ったり、どこか満足できない部分があるなら、新しいイヤーピースに交換して調整すると良いです。
【実体験】イヤーピースを侮ることなかれ
イヤーピースで音が大きく変わった私の体験談の一つをご紹介します。
私が所有しているaudio-technicaの「ATH-CKR70」に関するエピソードです。
ATH-CKR70を某量販店で試聴した際に、美しい高音とメリハリのある低音、バランスのよいクリアサウンドが気に入り購入を決めました。
しかし、実際に購入して自宅で聴いてみると…、試聴の時と同じ曲、同じ音量なのに、なぜか低音がスカスカ、解像度もいまいち…でした。
当時はイヤーピースを“おまけ”程度にしか考えていなかったので、試聴の際に聴き間違いしたかなと思い「ATH-CKR70」はクローゼット行きになってしまったんです。
この時のイヤーピースのサイズは「Mサイズ」です。
しばらくたって、いくつかのイヤホン引っ張り出して「100均のイヤーピースとイヤホン付属のイヤーピースの聴き比べ」をしました。
聴き比べの際はイヤーピースのサイズを「Lサイズ」で統一し、「ATH-CKR70」を100均の「Lサイズ」のイヤーピースで聴いてみた際の印象にビックリ!
メリハリのある丁度良い量感の低音と、クリアでバランスのとれた中~高音。
量販店で試聴したときの好印象がすぐに蘇ってきたんです。
イヤーピースの「M」と「L」のサイズ交換を何度か試した結果、購入後にスカスカに聴こえていたのはイヤーピースが自分あっていなかった(小さすぎた)ことに原因があることがよーくわかりました。
この体験で思い知ったのは…
- イヤーピースは「侮れないパーツである」こと
- イヤホンって「手軽にチューニングできる余地がある」こと
- 私の耳には「Lサイズ(13㎜~14㎜)が丁度いい」こと
この体験以降は、その他のイヤホンもイヤーピースの交換を試して、次々に新しい発見を体験することができ、イヤホン本来の音質や表情に出会うことができています。
イヤーピースって耳に直接触れる部分なので、ちゃんとしたカスタマイズは効果が大きいことを学びました!
イヤーピースは、付属品や100均などでも手軽にので交換できるので、ぜひ試してみてください。
はじめに、1番小さいサイズと1番大きいサイズで聴き比べるととっても面白いですよ。
イヤーピース選び 5つのポイント
ここからはイヤーピース選びで大切な5つのポイントをご紹介します。
ポイントごとに重要度も表示しているので、ご参考にされてください。
あなたのイヤホンに装着できる?
重要度:
イヤーピースの互換性を確認することが重要です。
イヤホンによっては、特定の形状やサイズのイヤーピースしか使用できない場合があります。
せっかく購入したイヤーピースが自分のイヤホンでは使用できない…、という根本的な失敗は回避したいものです。
今はネットの情報でいくらでもチェックできるので、自分のイヤホンに装着できるかどうかは必ず確認しておましょう。
耳にピッタリなサイズを選ぼう
重要度:
イヤーピースのサイズはイヤーピース選びにおいて重要度の高い要素の一つです。
正しいサイズのイヤーピースは、快適さと音質の両方に良い影響を与えます。
各社、S・M・Lなどのサイズ設定がされていますが、サイズは共通ではないので、とりあえず持っているイヤーピースでどのサイズが合っているのかチェックしてください。
【適正サイズ確認の手順】
- 耳に差し込んでみて、遮音性がしっかり取れ、耳が痛くならないヤツを選ぶ。
- 選んだイヤーピースをS・M・L表記ではなく「○○㎜」の寸法で確認する。
- 上記で確認した寸法があなたの適正サイズ!イヤーピース選びの基準です。
音漏れや遮音性はとても大事
重要度:
イヤーピースが音漏れを防ぎ、外部ノイズを遮断できることは、公共の場所での使用や、集中して音楽を楽しむ際に非常に重要です。
遮音性の高さは音質面でも有利に作用するので、イヤーピースを交換する際は口コミなどでチェックしておきたいポイントになります。
イヤーピースの材質や形状にも注目
重要度:
イヤーピースには大きく分けてシリコンタイプとフォームタイプの2つの異なる材質があります。
材質の違いはつけ心地に大きく影響するだけでなく、音質にも少なからず影響するので注目したいところです。
また、形状もフィット感や音質に与える影響は大きいので、交換することによって微調整を行うことができます。
口コミやレビューをチェックし、材質や形状の特性を把握することで、自分の好みや用途に合ったイヤーピースの選定が可能です。
デザインも大切
重要度:
イヤーピースはイヤホンに必ず付属する必需品です。
仮に所有しているイヤホンのデザインが気に入っているのであれば、イヤーピースもイヤホンにピッタリのデザインの製品を購入したいものですね。
もちろん、音質面や装着面での目的も達成しなくてはいけませんが、デザインを気にせずに購入したばっかりに満足できず、また新しいイヤーピースを求めてしまうというケースもあります。(私のことです…)
デザインと性能のバランスをとりつつ、なるべく好みのデザインのイヤーピースを選択していきましょう。
音に効く!おすすめイヤーピース10選
ここからは、「音に効く!」をテーマにおすすめのイヤーピースを10モデルご紹介します。
なお、ここで紹介するイヤーピースをタイプごとに分けました。
- シリコンタイプ:4選
- フォームタイプ:4選
- その他のタイプ:2選
それぞれの製品の特徴や評価、価格などを一気にチェックしていきましょう。
シリコンタイプ おすすめ4選
シリコンタイプのイヤーピースは、耐久性と装着感のバランスが取れており、クリアでフラットな音質傾向が幅広いユーザーの人気を集めています。
とてもソフトでプルンとした感触が特徴です。
SpinFit/CP100+
医療用グレードのシリコンにより、優しくフィットするCP100+。心地よい装着感で長時間のリスニングも快適に使用できます。全体的にクリアで自然な再生音を実現します。
音質変化 | ↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | SS/S/M/L/XL (幅10㎜~14㎜) |
価格 | 約1,700円~2,000円 |
JVC/スパイラルドットEP-FX10
独自のスパイラルドット構造により音の解像度と透明感が向上。内部ドット構造による反射音の拡散がバランスを最適化し、活力のある自然なサウンドステージを実現します。音質増強ではなく音質調整タイプのイヤーピースです。
音質変化 | ↗↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | S/MS/M/ML/L(幅10㎜~14㎜) |
価格 | 約2,500円前後 |
radius/ディープマウントHP-DME00K
フィットする位置が広く高い遮音性を保持し、低音の再生能力が格段に向上。音楽のリズムやビートを体感できるような迫力あるサウンドを提供します。
音質変化 | ↗↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | XS/S/M/L(幅10㎜~13.2㎜) |
価格 | 約1,850円前後 |
AZLA/SednaEarfit Crystal
材質はドイツ製の最高級プレミアムLSR。クリアで迫力のある低音、空間の表現に優れたイヤーピースです。
ストレスのない装着感は随一で、長時間の使用に最適です。
音質変化 | ↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | SS/S/MS/M/ML/L(幅10.4㎜~14㎜) |
価格 | 約1,700円~2,500円 |
フォームタイプ おすすめ4選
フォーム(ウレタン)タイプのイヤーピースは、ソフトな触感と高い遮音性、低音の強化に有利な特徴を持ち、多くのユーザーから支持されています。
低反発なので柔らかフィット感の高い感触です。
Comply/TZ-400
シリコンより約30倍柔らかい低反発ウレタンを使用し、柔らかく耳にぴったりとフィット。音漏れを防ぎつつ、豊かな低音を楽しむことができます。長時間の使用でも耳への負担が少ないイヤーピースです。
音質変化 | ↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | S//M//L |
価格 | 2,180円(1ペア)/4,360円(2ペア) |
Westone/True-Fit Foam
1,500万人のプロファイリングにより耳に自然にフィットする設計で、優れた遮音性と快適な装着感を提供。特に声域の再現性が高く、ボーカル楽曲の魅力を引き立てます。
音質変化 | ↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | S/M/L(幅11㎜~15㎜)※S/MはTALL有 |
価格 | 2,200円 |
NUARL Magic Ear+9
独自のフォーム材により、柔らかくてもっちりした感触は高い遮音性と快適な装着感を実現。音楽の細部までクリアに聞こえ、没入感のあるリスニング体験を提供します。
音質変化 | ↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | S/M/L(幅10㎜~13.5㎜) |
価格 | 1,980円 |
Riyo 低反発イヤーピース
安いけど、しっかりとした音質と抜群の装着感で、耳にフィットします。ケース付きで持ち運びしやすく、ほこりをシャットアウトしてくれるので便利です。
音質変化 | ↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | S/M/L(幅10.7㎜~13㎜)※ケース付き |
価格 | 約900円~1,800円 |
その他のイヤーピース おすすめ2選
独自の材質や設計を採用したイヤーピースや○○専用イヤーピースなども存在します。
これらの製品をご紹介します。
New Symbio W
シリコンとフォーム(ウレタン)のハイブリッド構造。メディカルシリコンによる心地よい装着感や耐久性とクリア音質、低反発ウレタンによる遮音性と力強い音圧で価格を超える性能を持つイヤーピースです。
音質変化 | ↗↗↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | SS/S/MS/M/ML/L(幅10.4㎜~14㎜) |
価格 | 約3,300円 |
YUWAKAYI/イヤーピース AirPods Pro
AirPods Pro専用のイヤーピース。特徴はノイズリダクションホールを搭載し、クリアな音質を実現しています。柔らかいシリコン製で快適な装着感です。
音質変化 | ↗ |
フィット感 | |
遮音性 | |
サイズ | SS/S/MS/M/ML/L(幅10.4㎜~14㎜) |
価格 | 約1,000円~2,500円 |
イヤーピースの寿命とメンテナンス
イヤーピースには寿命があります。
そして、メンテナンスを行うことで衛生面への配慮やイヤーピースの寿命を延ばすこともできます。
イヤーピースの寿命とメンテナンス方法について解説します。
イヤーピースの寿命
イヤーピースは消耗品なので、本体などに比べると寿命が短いパーツです。
ネットなどで検索すると、3ヶ月に1回程度の交換を推奨している解説記事やメーカーHPも見かけます。
ただ、私の経験上イヤーピースが3ヶ月程度で破損したことはないので、使用後に簡単なメンテナンスさえしておけば、高頻度な交換を考える必要はありません。
なお、フォームタイプの方がどちらかと言えば早めに寿命を迎えますが、間違ったメンテナンスをしていなければ、3ヶ月以上使用できる場合が多いです。
適切なメンテナンスをしていれば、イヤーピースの平均的な寿命はシリコンタイプで1年~3年、フォームタイプは半年~1年半程度といったところです。
とても重要なこととしてはメンテナンスして清潔に保つこと!
汚れたまま使い続けると、イヤーピースの寿命が縮まるだけでなく、外耳炎など耳の病気にかかることもあるので要注意です。
衛生面が気になる方は3ヶ月に1回程度、定期で交換するのもありです。
私はお気に入りを長く使い続けたい派なので、イヤーピースは簡単なメンテをしながら長く使用します。
メンテナンスのポイント
イヤーピースをメンテナンスするメリットは、「音質の低下を防ぐこと」「清潔にして健康を守ること」。
日頃のイヤホンメンテナンスに費やす時間は10秒程度なので、ほとんど面倒さも感じません。
なお、シリコンタイプとフォームタイプではメンテナンス方法が多少異なるのでチェックしてください。
【シリコンタイプ】
- 使用後はティッシュや綿棒、ウエットティッシュで拭く
- 汚れが目立つときは本体から取り外して水洗い
※シリコンタイプは一定のアルコール耐性が比較的高いので、長時間や高頻度の使用でなければ、アルコール系のウエットティッシュなどでも汚れを拭き取ることができます。
【フォームタイプ】
- 使用後はティッシュや綿棒で拭く
- 汚れが目立つときは本体から取り外して柔らかいブラシや布で拭く
※フォームタイプは水洗いやアルコールによる清掃は厳禁!硬化など、劣化を速めることになり寿命を縮めます。汚れがひどくなってきたら交換をおすすめします。
なお、イヤホンのメンテナンスに重宝する便利なアイテムもあるのでチェックしてみてください。
私はシリコンタイプだと、ウエットティッシュ使用が多いです。フォームタイプは表面に息を強く吹きかけて、ティッシュでササッと拭いています。あと、音楽を楽しむためには耳のお掃除もお忘れなく!
イヤーピース購入の前にチェック
イヤーピースを購入する前に、ちょっと立ち止まって再確認してほしいことがあります。
イヤーピースを選ぶ際に、なるべく失敗しないためのちょっとした秘訣です。
- サイズが合っていないだけかも…
→サイズを変えるだけで音質が大きく変わることがあります。購入の前に付属品などのサイズ違いのイヤーピースと交換してみてください。手持ちがなければ100均のイヤーピースでもOK。
問題が解決すれば、新たなイヤーピースを購入する必要はありません。 - イヤーピース交換に過度の期待は禁物
→イヤーピースの交換でできることは音の微調整です。イヤホンそのものの音質や音色を変えることはできないので要注意!ラーメンでいえばコショウのようなものです。 - そもそもイヤホンの音が好みなのか確認
→そもそもイヤホンの音が好みじゃない場合は、イヤーピースの交換で調整できる範囲を超えている可能性が高いです。
モニター系の音が欲しいのに、ドンシャリ系のイヤホンのイヤーピースを交換しても目的には到達できません!
オーディオ全般に言えることですが、アクセサリー系のアイテムでできることは調整です。購入する前に目的をハッキリさせて、候補にしているアイテムで目的を達成できるかどうかを吟味することが失敗しないコツなんです。
イヤーピースで音楽体験を最適化(まとめ)
耳にピッタリなイヤーピースを選ぶことで、音楽体験の最適化が可能となります。
ポイントをまとめると次の通りです。
- 音に違和感を感じたらサイズ交換
- 購入の際は特徴やデザインにこだわる
- メンテナンスも重要
たかがイヤーピースと侮っていると、イヤホン本来の持ち味を発揮できていない可能性さえあります。
イヤーピースは耳に直接ふれるアイテム。優しい肌触りと好みの音への調整を担ってくれるます。
そして、手軽にハイレベルな音楽体験をかなえるためにイヤーピースの交換は効率の良い方法のひとつです。
お気に入りのイヤホンが、本来の音をノビノビと奏でられるか?というごく当たり前で大切な課題について、イヤーピースが答えを提示してくれるかもしれません!
\有線イヤホンレビュー/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E5000 → Eシリーズ最高峰
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- SHURE SE215SPE → 超定番のイヤモニ
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