こんばんは。
秋の夜長に虫の音とオーディオを楽しむsugi-sugu(スギスグ)です。
音楽を聴くためにとても身近な存在のオーディオ(音響機器)。
だけど、「癒されるほどのいい音を聴くためにはものすごく高いスピーカーやヘッドホン、その他の機材を買わないといけないんじゃないの…」そう思っている方も多いのではないでしょうか?
もちろんそんなことはありません!!
今回は難しい理論と検証、そしてお金も積み重ねるガチなオーディオの話は置いといて、ゆる~く音楽を楽しむための次のことを確認していきましょう。
自宅で気軽に楽しめるオーディオ。何となくいい音で癒しを奏でるコツを紹介します。
オーディオってバランスが大事。眉間にシワをよせて理論を突き詰めるオーディオは逆に疲れてしまいそう…。
15年以上ダラダラとオーディオやってきた私が“癒し”にスポットを当てた気楽なオーディオをご紹介します。
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目次
オーディオは気軽に楽しめる
オーディオは気軽に音楽を楽しむためのアイテムです。
自宅のオーディオシステムで気楽に音楽を奏でてもらうために、知っておいてほしいことをチェックしていきましょう。
今回は理論的な話は抜きにします
オーディオには実証可能なものからオカルト的なものまで、様々な理論や理論風な要素が存在します。
定位、残響、インピーダンス、周波数特性、クロスオーバー、サンプリング…etc.
オーディオをガッツリ突き詰めている方には無視できない言葉です。
でも、今回は一旦全て忘れてしまいましょう。
オーディオを気軽に楽しむためには深く考えない方が良いこともたくさんあります。
グレードなんて気にしない
オーディオにありがちなグレード。
口コミなどでも、「○○のような音を出したいなら〇十万円クラスのアンプが適している」、「○○を鳴らすなら最低◯百万円クラスのスピーカーが必要」
こんなことが平気で書かれていたりもしますよね。
今回はあまり気にしないようにしましょう。
さすがに、100円位のスピーカーに広大なオーケストラの響きを再現してもらうのはちょっと酷ですね。
しかし、多くのオーディオメーカーではプロのエンジニアが音づくりをしています。
音のプロが全力でつくったオーディオシステムから奏でられる音はあなたの心にきっと届くはずです。
そのスピーカーが100万円である必要なんてありません!
『好き』がないと楽しくない
『好き』はとても重要です。
前項で音の好みについてふれました。
オーディオを楽しむためには『好き』を優先することが最も重要と言っても過言ではありません!
そしてその『好き』は“音”だけではありません。
好きなデザイン、好きなメーカー等々、たくさんの好きでオーディオを選ぶことが重要です。
「音は好きだけど、デザインがミスマッチで気になる…」となってしまっては、癒しの効果も半減してしまいそうです。
音楽で癒しのひととき
音楽で癒しのひとときを過ごす。
これってなかなか贅沢な時間じゃないでしょうか?
さらに“ながら”で癒しのコラボレーションもできます。
オーディオって実はとってもコスパの良い癒しの方法でもあるんです。
音と空間を感じる
スピーカーやアンプ、レコードなどが並ぶオーディオのある部屋。
オーディオは音だけではなく、醸し出す雰囲気も癒しを与えてくれます。
オーディオから流れる音楽とセッティングや部屋の雰囲気が相まって、可憐さや清らかさ、ゴージャス感やポップ感、温もりや涼しさ。
そこでしか味わうことのできない唯一無二の空間が癒しを添えてくれます。
真空管アンプやレコードプレーヤーを添えるとまた違った空間を楽しむことができますよ。
音楽を聴き“ながら”癒しのコラボ
音楽を聴くこと自体に癒しを求めることもできますが、“ながら”聴きで相乗効果を求めることもできます。
本を読みながら、家事をしながら、作業をしながら…、何でもOK。
空間や音によって“リラックス”、“集中”などの効果を体感することができるのもオーディオの嬉しいところです。
例えば、自宅でカフェのような空間を楽しむのも贅沢な癒しですね。
癒しのコスパ比較
癒しには色んな方法があります。
いくつかの癒される方法について10年間の費用をまとめて見ました。
イニシャルコスト | ランニングコスト | 10年間のコスト | |
マッサージ | 3000円 ✕ 月2回 ✕ 12ヶ月 ✕ 10年 | 720,000円 | |
スーパー銭湯 | 800円 ✕ 月4回 ✕12ヶ月 ✕ 10年 | 384,000円 | |
オーディオ | 購入150,000円 | 980円✕12ヶ月✕10年(Amazon musicなど) | 267,600円 |
猫カフェなら月2回行ったとして10年間で450,000円くらい。年2回の温泉旅行なら10年で400,000円くらい。
こんな感じでまあまあ費用が掛かります。
ここで注意したいのは、大体が「1名様」の料金なのに対して、オーディオの場合は「1システム」の料金、つまり「何名様でもOK」なんです。
オーディオがかなりコスパの良い癒し体験となるのは間違いなさそうですね!
私の休日オーディオの楽しみ方
私のオーディオの楽しみ方の情景や雰囲気を感じてもらうために、文学的な説明⁉を試みます。
ある休日、中煎りのコーヒーをいつもの方法で淹れ、空間に淡くアロマの香りをにじませた後は、お気に入りのレコードに針を落とし序曲は始まる。
オーディオシステムが心地の良い塩梅で奏でてくれる演奏に耳を傾け、瞳をとじた先に広がるステージを感じていると、やがてアナログプレーヤーは円盤のA面に刻まれた演奏をそっと終えていく。
円盤を裏返して再び針を落としたら今度はアンプのボリュームを少し絞り、読みかけの本を手に取りそっとページをめくり始める。
ここからは第2幕。
学びと癒しが重なり合い、心の中で確かなゆらぎを芽生えさせてくれるのだった。
という休日の1コマでした。
要するにお気に入りの空間で好きな音を聞きながら、好きなことしませんか?ってことのようです…。駄文失礼しました!
自宅でいい音を奏でる3つのコツ
自宅を癒しの空間するためにいい音を奏でるコツを紹介していきます。
とは言っても必要なことは3つだけ。
ガチのオーディオ記事やオーディオ雑誌とは主旨の違う内容ですが、きっと役に立ちます。
すでにオーディオライフを楽しんでいる方にも、これからオーディオを選ぶ方にも試してほしいポイントです。
ポイントは『好き』を集めるということ!
『好き』なデザインを選ぶ
オシャレなオーディオは数多く発売されています。
好きなデザインのオーディオをピックアップしましょう。
最低限必要なものはスピーカー、もう一つ大事なのはアンプです。
アンプは小さな電気信号をスピーカーで音波に変えられるくらいまで増幅させる機器です。
アンプ内蔵のアクティブスピーカーなら別にアンプを購入する必要もありませんが、そうでないならアンプも必要です。
真空管アンプなんかはどこか温かみがありますね。
その他、選び方のコツやおすすめはこちらをご確認ください。
『好き』な音をイメージする
好きな音は?って聞かれて答えられる方いますか?
即答できる方はオーディオ中級者以上?はたまた、ミュージシャン?ではないでしょうか。
好きな音は人それぞれ違います。
味の好みがそれぞれ違うのと同じように、音の好みも千差万別です。
でも、多くの人は日常生活で音の好みをあまり意識していないので「これが自分の好きな音だ!」とはならないです。
ここではキッチリと好みをイメージする必要はありません。
何となく、ゆる~くイメージする方が選びやすい場合も多いからです。
こちらはブランドごとの音のイメージ一覧です。
音のイメージ | スピーカー | アンプ | ハイコンポ |
ふくよかで温かみのある音 | DALI | DENON | DENON |
繊細でスピード感のある音 | ELAC | Marantz | ONKYO |
元気でアタック感のある音 | JBL | ATOLL | KENWOOD |
フラットで自然体な音 | B&W | TEAC | Victor |
※実際は機種ごとに音の違いも千差万別なのであくまで傾向としてご覧ください!
『好き』な空間に設置する
オーディオシステムを設置する部屋はどこにしましょう?
リビング・寝室・書斎・専用ルームなどなど、あなたの生活にマッチした場所にセッティングしましょう。
自宅に帰ってすぐにくつろぐなら、リビングでSiriやAlexaとつないでおくと良いでしょう。
日常と違う空間を演出したいなら、寝室や書斎にレコードや本と一緒に飾ってみては?
いずれにしても、部屋とシステムがマッチしていることが大切です。
飽きのこない空間や日常を忘れられる空間をオーディオで演出することで、いつまでも自宅で音楽を愛でることができるはずです。
まとめ
ここまで「癒し」をテーマに身近なオーディオについて見てきました。
まとめると次の通りです。
- 難しいことは考えないこと
- 好きなデザインを探すこと
- 好きな音をイメージすること
- 好きな部屋にセッティングすること
自分の『好き』を集めて気楽に音楽に触れることがとっても重要なんです。
何百万円もする機材を購入する必要はありません。
あなたの『好き』のバランスが取れた時に、コスパの良い『癒し』をずっとこの先もあなたの自宅で受け取ることができるようになります。
難しいことを突き詰めて良い音を求めるオーディオも悪くないけど、
音楽の持つエネルギーをもっと自然に感じていくことで、良い休日を過ごせそうな気がしますね。
いい音がいつもあなたの身近にありますように!
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