どうもこんばんは。
オーディオは“好き”をあつめたらいいじゃん!と公言しているsugi-sugu(スギスグ)です。
今回のテーマは、永遠に決着しないオーディオ論争の一つ「イヤホンは有線とワイヤレス、どっちが良い?正しい?」論争に無理やり結論を出していこうとする雑談記事です。
オーディオ論争はいつも、こっちが正しい、こっちは間違っているみたいな感情論に発展してしまいがちです。
有線かワイヤレスで購入を迷っている人が、「有線は時代遅れで価値がない」、「ワイヤレスは音質が悪くて使えない」なんて論争を見ても、役に立つ情報は少ないようです。
とはいえ、異なる意見がぶつかっているのも確かなので、有線派とワイヤレス派の主張を考察しながら、私の意見もたくさん述べてみたいと思います。
その上で、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットや自分に合ったイヤホンとの付き合い方、スタイルにピッタリのイヤホンをご紹介していく雑記です。
\この記事の内容はこちら/
平和に純粋にオーディオを楽しみたい方、自分の選ぶべきイヤホンは結局どれ?と思われてる方、オーディオ論争のロジックが気になる方に役立つ内容となっています!

オーディオライター
4歳で祖父のオーディオに触れて以来、音楽に浸る生活を開始。音楽活動の経験と300点以上の試聴歴を基に「スペックよりも“好き”を見つける楽しさ」を提唱。体験・体感を通じ、初心者にも分かりやすいレビューを届けています。
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目次
有線派vsワイヤレス派、何で論争になっちゃうの?

有線イヤホンとワイヤレスイヤホンは何で論争になっちゃうの?
という疑問があります。恐らく多くのイヤホンユーザーやオーディオファンにとってはどうでもいいことでしょうが、やはり、どうしても意見がぶつかり合い、論争に発展するのはオーディオ界隈の定めともいうべきでしょうか…。
ここでは有線派とワイヤレス派が論争になってしまう要因を見ていきます。
イヤホンの軌跡と論争の背景
イヤホンの論争を見ていく前に、イヤホンが辿った軌跡と論争につながる背景を見ていきたいと思います。
- 有線イヤホンの始まり
イヤホン(ヘッドホン)の源流は古く電話です。今から約150年前の1876年にアレクサンダー・グラハム・ベルが電話を特許化し、音声を電気で伝えて“耳で受ける”機器が普及する土台ができました。
ここから長きにわたって、有線で音を伝えるという技術は軍用、通信、そしてオーディオ市場にも広がり現在に至ります。 - ワイヤレスイヤホンの流通と課題
一方、2000年頃になるとBluetoothで音を飛ばすという技術がスマホを中心に流通し始め、ワイヤレスイヤホンが認知されるようになりました。
しかし、2010年代の中期頃になっても音質面での課題、遅延や接続の不安定さも根強く、有線イヤホンに比べれば音質面、実用性ともに課題が受け入れられず、急激な流通には至りませんでした。 - 転機
ワイヤレスイヤホンに対する空気が変わった転機は2016年。iPhone 7で3.5mmイヤホンジャックが廃止され、スマホ側が「無線(またはデジタル端子)前提」へ大きく舵を切ったことが挙げられます。
同じタイミングでAppleがAirPodsを発表し、年末に発売。ペアリング体験を含めた“体験設計”が刺さり、「無線=面倒」から「無線=実用的」へ、イメージを反転させました。 - ワイヤレスの拡大とシェアの逆転
さらにワイヤレスは、コーデックの進化など著しい音質改善やノイズキャンセリング、外音取り込みの性能向上など圧倒的な利便性に多くのユーザーが関心を示し、需要を獲得し始めたことで急拡大します。国内でもワイヤレス優勢と言われる流れが強まり、体感としても“ワイヤレスが主流になった”と感じる人が増え…。
論争の火種
有線派とワイヤレス派の論争は概ねこんな流れで始まります。
- 有線派:「やっぱ音質は有線でしょ」
- ワイヤレス派:「便利さ知らないの?人生損してるよ」
- 有線派:「充電地獄じゃん」
- ワイヤレス派:「ケーブル絡まってて草」

このように、着火してお互いの主張が盛り上がりだす光景はオーディオあるあるかもしれません。
有線派vsワイヤレス派 主張と応酬の中身を見てみる

有線派とワイヤレス派の議論が着火した後は互いの主張と応酬が繰り広げられるわけですが、次のような主張と応酬をよく見かけます。
主張と応酬の内容
有線派とワイヤレス派の主張と応酬はだいたいこんな感じでしょうか。
一覧で見ていきます。
| 有線派の主張→ワイヤレス派の応酬 | ワイヤレス派の主張→有線派の応酬 |
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あるあるですね。概ねどちらの主張も納得できますが、目的によってデメリットでないことを間違いと否定したり、異論がなさそうな主張まで反論してしまっていたりと違和感も目立ちます。
主張のまとめ
有線派の主張
ワイヤレスは接続の不安定さや充電、紛失のストレスがあるのでダメ!
ワイヤレス派の主張
有線はケーブルのストレス大きいし、音質以外に主張できないからダメ!

どちらもその通りです。つまり、用途が異なるということで良いんじゃ?
激しい論争に発展してしまう理由を考察する

主張は理解できるし用途による使い分けがベストそうなのに、「なぜ、負けられない戦いがここにあるのか?」という部分を考察してみたいと思います。
論争に発展してしまうポイントはここ
オーディオでは、しばしば“どっちが正しい”論争に発展します。そのポイントは次のようになっています。
- 有線派もワイヤレス派もこっちの方が良いと言っちゃう
→相手からすれば「イヤイヤこっちの方が…」となるきっかけになりがちです。 - 有線派もワイヤレス派も相手を否定しちゃう
→否定されると感情的になり「そっちだって…」と発展しやすく不毛な論争を招きます。 - そもそもニーズが違うのに同じ土俵で議論しちゃう
→例えばこんな会話どう思います?
「この前ロードバイク買ってさ50㎞走ってみたんだよ。3時間くらい走って汗だくだったけど気持ちよかった!」
「車だったら1時間かかんないし、冷暖房もついててラクだよ。ロードバイクはやめて車にしなよ」
有線とワイヤレスの論争は、これに似たような感じになることがあります。 - 言葉の定義をそろえずに議論しちゃう
→音質という言葉一つとっても人によって定義が違うことがあります。
良い低音=重低音の人もいれば、タイトな低音、繊細な低音の人もいて好みがあるでしょう。
ワイヤレスはノイキャンで音が変わるし、EQで調整もできるので有線とは定義が異なります。

私のレビュー記事では、有線もワイヤレスも評価基準や言葉の定義をなるべく統一するよう心掛けています。
どっちが優れているのか論争の構図と心理
このような火種から始まり、有線派vsワイヤレス派 どっちが優れている論争は次のような構図で発展していきます。
- 有線又はワイヤレスの良さを絶対的に信じている
- 相手方が劣っていると感じる
- 環境や状況を考えずに一方的な主張を展開する
- 相手方の主張を否定する
- 感情論が入り混じった応酬になる
これらは、心理学的な理論や効果の例で理解を深めてみましょう。
1.有線又はワイヤレスの良さを絶対的に信じている
自分に都合の良い情報だけ集め、信念が固定化する。
例:有線派が「無線は音が悪い」話だけ共有、無線派が「有線は不便」話だけ拾う
自分の“派閥”を正しく見せるため、相手を低く評価しがち。
例:「有線派は通ぶってる」「無線派は情弱」などのレッテル。
自分の環境や使い方が標準だと思い込み、前提の違いを見落とす。
「自分は客観的、相手は偏見/無知」と感じやすく、相手の主張を“意見”ではなく“誤り”として扱う。
匿名性・距離感で言葉が強くなり、攻撃的・皮肉が増える。
例:相手の言い方がムカつく→内容も全部ダメに見える。

知識のぶつけ合いやどっちが正しい、間違ってるなどの話がこじれてきて、堂々巡りを繰り返し…みたいな感じで論争となってしまいます。
論争に発展してしまう理由 まとめ
このように、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンはどちらが正しいわけでもないのですが、様々なバイアスを伴う感情論によって、個々の目的や用途に合った適正ではなく、お互いの意見を叩きつける感じになることもあります。
やがて、正しきものに導きたい宗教戦争のようなものに発展していってしまうこともあるようです。
有線派 VS ワイヤレス派|論争の問題点を考えてみる

有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの論争では、しばしばどちらが正しい、どちらが間違っているなどの善悪を感情論で押し付け合う光景が見られます。
論争している人の中には崇高な使命を負っている風の人、そんな口論を楽しんでいる人、呆れている人など様々な意見が飛び交っていますが、一見するとなんの問題ありません。
しかし、ネット空間という公の場では、初心者や純粋に自分の生活を良くしたいと思っている方が情報を求めてたどり着いたのかもしれません。
そんな人達に有意義で適切な情報が拡散できているのかというと…。この辺りを、問題点として考えていきます。
問題点
私が考える問題点を有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの情報収集をしようとした人の例(仮想)を交えて考えてみたいと思います。
例えば…
- イヤホンを始めて購入しようとしている人が「有線 ワイヤレス どっち」というワードで検索した
→論争をエンタメとしては楽しめたが、感情論は情報の正確さに乏しく欲しい情報が得られなかった。
→結果:自分に合ったイヤホンを選べなかったり、イヤホンの購入自体を見送ることになったりする可能性がある。 - 純粋に有線とワイヤレスのメリット・デメリットを知りたい人が検索した
→有線派が“ワイヤレスは音質が悪い”とそれっぽいことを論破風にまくしたてていたので「ワイヤレスは音が悪いのか…」と勘違いさせてしまった。
→結果:ワイヤレスの音質がデメリットになるケースは多くないのに選択肢から外してしまい、求めるものから遠ざかった可能性がある。

こういう問題が拡大すると、誤解が拡散されたり、音楽を“楽しむ”という体験から離れたりする人もいるのではないかと感じます。
ちょっと行き過ぎた意見もありますよね
主張の中には的確な意見、確信をつく意見もありますが、相手へのリスペクトが欠けていたり、明らかに感情論で相手をディスっているような不毛なものもあり、建設的な議論を阻害する要因にもなっています。
それってあなたの感情ですよね?って言いたくなるような、ちょっと行き過ぎた意見を少しご紹介しておきます。
以下は、ネット上で見かける過激な意見の一例です。
【ワイヤレス派→有線派】
- 「サブカルガキアイテム」
- 「有線イヤホンしてる奴、逆に異常者」
- 「今どき有線は時代遅れのオタク臭い」
- 「有線イヤホンは厄介な人を見分ける踏み絵」
- 「有線ユーザーは新しい物嫌いかIT音痴」
- 「未だに有線の厄介な人がまだ3割」
- 「有線主義=オタク・チー牛ってことでしょ」
- 「有線とか見かけたら近寄りたくない」
- 「近くに有線イヤホンがいると小馬鹿にしたくなる」
【有線派→ワイヤレス派】
- 「無線イヤホンと言うファッションに拘るだけ」
- 「無線派は音なんて分からず見た目だけ」
- 「ワイヤレス勢はリテラシーより流行優先」
- 「そんなもんで聴いてる時点でお察し」
- 「無線はアンプやDACにも繋げない情弱用」
- 「ワイヤレス信者はマーケに踊らされてる」
- 「Bluetooth前提の連中は音を語る資格なし」
- 「無線にしてる時点で良し悪し分かってない」
- 「ファッション無線勢はガチ勢ごっこしてるだけ」

このように罵倒や揶揄する言葉が加わり不毛な口論が続くことも…。
過度な言い方は論点を曇らせるので、私はあまり好みません。
オーディオ論争に関する私の考え(個人の感想)
オーディオ論争では、あらゆる角度から数字や理論を組み合わせる巧みなうんちく、人の感性はスゴイということで人体の限界を超越した神の耳を訓練や経験で獲得できる話など、あらゆる言葉を並べて論破を試みます。
もちろんエビデンス有りのためになる話もたくさんありますが、トンデモ論が飛び交う世界に足を踏み入れた初心者がムダに論破される場面を見かけることもあります。
「これじゃ、オーディオの衰退は止められないよね」と多くのオーディオファンが思っていたことでしょう。
ところが近年、良い流れもあります。イヤホン、ヘッドホンが広い年齢層から一定数の支持を受けているということです。
「好きな音楽を、好きな音で、手軽に聴ける」ことに興味関心があり、こんな当たり前の文化が開けてくることは、音楽好き、オーディオ好きの私としてはうれしい限りです。
だからこそ、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンのどちらが正しい、どちらが間違っているという論争には好感を持てず、オーディオは“好き”をあつめたらいいじゃん!と言い続けています。
特にイヤホンは有線とワイヤレスのメリット・デメリットがハッキリしているので、自分の好きとも照らし合わせやすい分野ですから。

理論上正しいから、デザインいまいちの機器を買ったり、聴く姿勢や角度を気にして聴いたりと、“好き”から離れて行ってる時期がありました。でも、オーディオに限らず結局“好き”を集めたほうが、幸せの総量はアップしていくよね!
有線・ワイヤレスのメリット/デメリット
ということで、有線とワイヤレスの感情論は一旦置いといて、それぞれのメリット・デメリットもしっかりとまとめていきましょう。
有線とワイヤレスのメリット・デメリットを冷静に見ていくことで、有線とワイヤレスのどちらが自分の用途や目的に合っていて、所持する価値があるのかを明確にしていきます。
能力比較表
まずは前提として比較軸を分けて、有線とワイヤレスの相対的な能力比をチェックしていきます。
| 比較軸 | 有線イヤホン | ワイヤレスイヤホン |
| 音質 | 個体差や好みあり/価格差大きい | 個体差や好みあり/価格差小さい |
| 音の個性 | 顕著、多様 | 相対的に少ない(EQでカバー) |
| 音の遅延・安定感 | 良好 | 環境・接続でブレることも |
| 音質面のコスパ | 高い傾向 | 機能面とのバランス(EQでカバー) |
| 快適さ | ケーブルが気になる人はストレス | 強い(ながら聴き最強) |
| 機能 | 基本は“音一本” | 豊富(ノイキャン/外音/通話/アプリ等) |
| 機能面のコスパ | 遮音性や音漏れが対象、個体差有 | 高い(付属機能により変動) |
| 運用上の注意点 | 断線・端子問題は注意 | 充電・電池劣化・紛失が注意 |
| 趣味性/拡張性 | 高い(ケーブル/DAC/コレクション等) | 低い(イヤーピースなど限定的) |
| 寿命 | 2年~20年/使い方に左右 | 5年前後/電池劣化が不可避 |
※優位性がある部分を橙色にしています。
こうしてみると、有線とワイヤレスで音質に大きな差はありませんが、細かい音質の差や音色の多様性、接続の安定性の面では有線に分があり、有線は総じて音質面のコスパが高くなります。
一方、快適さや機能面ではケーブル問題の解消やノイキャン等を携えたワイヤレスが有利になり、ワイヤレスは相対的に機能面のコスパが高くなります。

有線とワイヤレスは何が必要で何を重視するかがポイントになるのは間違いなさそうです。
有線イヤホンのメリット/デメリット
ここで、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットをしっかりとまとめておきます。
有線イヤホンのメリット
- 音の特徴を楽しめる
- 音が安定しやすい:電波状況や機器相性の影響が少なめ
- 遅延が少なめになりやすい:動画やゲームで違和感が出にくい
- 同価格帯で音に投資されやすい:機能コストが少ない分、音作りに振られやすい
有線イヤホンのデメリット
- ケーブル問題:絡まるのがめんどう、タッチノイズが気になる
- 端子問題:スマホなど変換アダプタが必要なことも
- 断線や接触不良問題:使用環境や使い方によるリスク

趣味性が高いので音やデザインを楽しむ意味では有線イヤホンは魅力的。
ワイヤレスイヤホンのメリット/デメリット
ワイヤレスイヤホンのメリット
- ワイヤレス:ケーブルなしでラク
- 機能が豊富:ノイキャン、外音取り込み、通話、アプリEQなど
- 生活に馴染む:作業・家事・読書・動画…“ながら”が成立する
ワイヤレスイヤホンのデメリット
- バッテリー問題:ワイヤレスの宿命、充電が必須で寿命は5年前後
- 紛失リスク:小さいからどこに行ったか分からなくなることもしばしば
- 遅延問題:ゲームなどは要注意

ワイヤレスの魅力は、何といっても機能込みの実用性!
音質を中心に議論にすれば話が噛み合わなくなるのは当然です。
こんな人には有線/こんな人にはワイヤレス

有線イヤホン、ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットを受けて、どんな人におすすめなのかを考えていきます。
「自分の生活や用途にどっちがピッタリ?」を想像しながら読んでみてください。
こんな人には有線がおすすめ
有線が気持ちよくハマるのは、こんな人です。
- 同じ予算で「音の満足度」を優先したい
- じっくりと音楽鑑賞したい
- 動画やゲームで遅延が気になる
- ケーブルやアダプタ運用が苦じゃない
- ケーブルやDACなどの趣味性を楽しみたい
- ノイキャンやマイクなどの機能面は重視しない

“音に向き合う時間”を作りたいなら、有線は強い味方です。
こんな人にはワイヤレスがおすすめ
ワイヤレスが刺さるのは、こんな人。
- 同じ予算で「利便性」を優先したい
- 作業・家事・移動など「ながら聴き」が多い
- ノイキャンや外音取り込みで快適さを上げたい
- 通話品質やマイク性能も重視したい
- 充電や紛失などは問題なく管理が可能
- バッテリー劣化は許容の範囲

ワイヤレスは、音質というより生活の質をアップさせる道具。ここに価値を感じるなら、迷う理由はあまりありません。
私の使い方 実例を紹介|棲み分けで満足度アップ

私の場合、使い方は用途別に棲み分けすることで満足度を高めています。
具体的には次のような感じです。
- 有線イヤホン:出張・旅行など外出先や散歩中の音楽鑑賞
- ワイヤレスイヤホン:移動中、作業中、読書中のBGM、動画鑑賞
※車移動は「同乗中」や「休憩中」を想定。運転中のイヤホン使用は安全と法令を最優先で。
その他に…
- スピーカー:自宅で音楽鑑賞(クラシック・ジャズなどじっくり)
- ヘッドホン:自宅で音楽鑑賞・音楽動画(PCはワイヤレス、自室はヘッドアンプ経由の有線)
「なるべく高音質で音楽鑑賞したい」という用途から利便性を拡張していくように、以下の順で新しいデバイスを導入していきました。
- スピーカー
→小さい頃から音楽鑑賞=スピーカーだった - 有線イヤホン
→好きな音楽をどこでもなるべく良い音で楽しみたい - ヘッドホン(有線/ワイヤレス)
→気軽に迫力のある音で音楽を楽しみたい - ワイヤレスイヤホン
→動画視聴が増えたので、より利便性を高めたい

用途や目的に応じて、より多くの場面で音楽を聴けるように、より気軽に楽しめるように、より便利に活用できるようにという順番で拡張していった感じです。
1つのイヤホンで“音質と機能の良いとこ取り”は可能?
結論から言えば、多くの場合可能です。
アナログの成熟とデジタルの進歩を享受するオーディオの世界では、良いとこ取りを実現している機器も結構あります。
よほど音質(音色)やメーカーにこだわりがあるとかマニアックな機能が必要など制限がない限り、1つのイヤホンで“音質と機能の良いとこ取り”をすることは可能ということです。
選択肢としては、2つが考えられます。
②ワイヤレス変換できる有線イヤホン/変換アダプタを活用する
「有線もワイヤレスも持つのはちょっとめんどう」、「できれば一つで良い音も便利さも完結したい」という方にも快適に使えるイヤホンやアクセサリーをご紹介します。
選択肢① とても音が良いワイヤレスイヤホン
ワイヤレスの利便性を持ちつつハイレベルな音質のイヤホンを探すなら「とても音が良いワイヤレスイヤホン」を選択するのが合理的。
ということで、音質も機能も高い評価のワイヤレスイヤホンを3モデルご紹介します。
Victor WOOD master HA-FW5000T

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Victorの音質、木系振動板の色気、現代TWSの便利さを完全に融合したフラッグシップ。
- 音質面:
新たに開発された「ハイブリッドWOODドライバー」や「K2テクノロジー」など文句のつけようがない高音質や、空間オーディオの立体サウンドを体感できます。
密度の高い中低域とクリアな高域のフラットで自然体なサウンドが絶妙、ボーカルやアコースティックだけでなくjazzから交響曲まで、幅広い生音を感動の領域にいざなってくれる音は有線イヤホン顔負けです。
注目したいのはサウンドモード。通常のサウンドモード5つに加えて、名だたるエンジニアが監修した5つのサウンドモードを楽しめること。
コーデックはSBC/AACに加えてLDACに対応しています。 - 機能面:
ノイズキャンセリングはかなり強力で、ワイヤレス全体の中でも上の下という実用的で十分な性能です。
Bluetoothは最新世代の規格に対応し、マルチポイントや低遅延モードも搭載。当然、外音取り込みやマイク、アプリも良好で、機能面はまさに全部盛りと言える充実ぶり。
おもしろい点として、業界初の「自己修復塗装」が採用され、時間と共に傷が修復されるというのはおどろきです。(ホントかよ⁉)

2025年の末に登場し、私の中のワイヤレスイヤホン最高峰に躍り出ました。試聴のみなので購入を検討中。
さすがのVictorサウンド+必要機能はほぼフル装備、一般ユーザーから専門家まで注目度の高いモデルです。
Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)
“静寂”の王道を行くBoseの第2世代。ANCの強さを軸に、音も気持ち良く盛ってくれるタイプです。
- 音質面:
低域の迫力が強く、没入感を作るのが上手い。Immersive Audio(空間表現)と、CustomTuneによるパーソナライズが、“音楽を聴く”を、音楽を“体験する”に変えてくれます。
音の特徴はナチュラルなサウンドとは対照的で、音が粒子となって降り注ぐような近未来的で圧倒的ライブ感のあるサウンドは多くの音楽ファンを魅了してやみません。 - 機能面:
ワイヤレス充電が標準、マルチポイントも改善され、イヤホン単体で最大約6時間で、防滴はIPX4と実用的な機能をカバーした仕様となっています。
Bose QuietComfort Ultra Earbudsの最大の強みは、最強クラスに君臨するノイズキャンセリングです。
メーカー自身がノイキャン性能“world-class”を掲げ圧倒的な遮音を実現し、自然に外音を取り込む設計は現代ノイキャンの完成形とも言えます。
自分好みに“静けさの強さ”を調整できるカスタムモードも作れるため、通勤・飛行機・カフェなど環境に合った調整が可能です。

強力なノイキャンと言えばコレ。他のメーカーを一歩リードする静寂。
これに加えて人気のBoseサウンドが楽しめるので、エンタメ性の高いイヤホンとして最高の選択になりそう。
Technics EAH-AZ100
「音も、実用も高い水準でバランスがいいイヤホン」を探す人がたどり着くべきイヤホンです。
- 音質面:
完全ワイヤレス初の「磁性流体ドライバー」により歪み低減を狙った設計です。音質はフラットで高解像度、整理された王道の高音質、低域の制動感と高域の伸びを両立し定位も明瞭、音場は広めなので開放感が良いです。
音色はわずかにウォームな雰囲気で整った音ですが無機質な感じがせず、音の息吹をしっかり再生してくれます。得意ジャンルなんて特にないので、好きな音楽を心行くまで鳴らしてあげたいイヤホンです。
コーデックはAAC/SBC/LDAC/LC3対応です。 - 機能面:
ノイズキャンセリングはとても強力なので静寂の演出もバッチリですが、環境に合わせて自動調整してくれる「アダプティブノイズキャンセリング」が搭載されているので、ノイズキャンセリングの効果を最大化してくれます。
バッテリーはANCオンでもAACで約10時間と長めでワイヤレス充電にも対応しているので安心。通話の音声はとてもクリア、マルチポイントは3台同時接続も可能なので実用性が高い機能が豊富です。

2025年で最高という評価をする方も多いワイヤレスイヤホンです。
音質も機能も強い個性はありませんが、最高クラスで汎用的というのがEAH-AZ100の高評価たる所以かも。
選択肢② ワイヤレス変換できる有線イヤホン/変換アダプタ
有線イヤホンがベースの、リケーブルでワイヤレスに変換可能なイヤホンが発売されています。
他にも、有線イヤホンをワイヤレスに変換できるアダプタもあるので、そもそも音が良い有線イヤホンやお気に入りの有線イヤホンにワイヤレスの利便性を部分的に移植することも可能です。
Sennheiser IE 100 PRO Wireless
音質面:
Sennheiser IE 100 PROは、もはや説明不要ともいえるモニターイヤホンの定番。本体はそのままにワイヤレスのアダプターを接続したモデルです。
高いレベルでフラットバランス、解像度、定位に優れる色付けの少ない有線イヤホンをワイヤレス化しているので、音質的な評価に異論はないと思います。
機能面:
IE PRO BT ConnectorはaptX/aptX Low Latency、AAC、SBC対応で、バッテリーは最大10時間。マイクとリモコンも内蔵、USB-C充電で約1.5時間で満充電とされています。付属の有線ケーブルにも差し替えでき、シーンで使い分けやすい構成です。延命にも◎。
有線 → ワイヤレス変換アダプター
有線イヤホンをワイヤレスに変換アダプターというものがあります。リケーブル可能な有線イヤホンをワイヤレスにしてくれる便利なアイテムです。
FIIOのUTWS5 2025という、2025年に発売された製品があります。
私は使用したことがないので、詳しい説明は避けさせていただきます。詳細はリンクの販売店をご確認ください。
有線イヤホンとワイヤレスイヤホン どっちを選べばいい?|結論はこれ!

そろそろ、有線イヤホンVSワイヤレスイヤホン どっちが正しい!どっちが間違っている!そして「結局どっちを選べばOK?」の論争には結論が見えてきました。
有線 or ワイヤレスどっちを選べばOK?→目的や用途で判断がベスト!
自分に合った好きなイヤホンを選ぶのが大事!
具体的には次の2パターンがおすすめです。
●音も機能も満足できる「これ一本!」のイヤホンを選ぶ
→コスパが最強!
●用途や目的によって最適なイヤホンを使い分ける
→最適化、趣味性が最強!

論争するより、口コミやレビューをチェックして気になるイヤホンの音を聴いてみたら、音による幸せ総量を少しだけアップできるかもしれません!
まとめ ~音を楽しむ~
有線vsワイヤレス論争は、目的や用途、評価軸と生活導線がちがうのに、自分の(派閥の)考えを相手に無理に伝えようとするから起こることが多いようです。
論争の答えは極めてシンプルで、本当は誰もが知ってるようにも思えます。
でも、きっと自分の好きなものを応援したい一心で、もう一方を必要以上に貶すこともあるようです。
サッカーのワールドカップでサポーターが相手をディスれば、試合で勝ってもあまりいい結果にはなりません。
ところが相手をリスペクトする光景は、勝敗に関わらず注目を集め、結果としてファンやプレーヤーを増やします。
イヤホンやオーディオ界隈も同じことだと思います。
祖父の家で初めてオーディオに触れてから40年が経とうとしている今日この頃。
音楽を聴くという行為が、いつまでも変わらず“好きなこと”であってほしいと願う雑記でした。
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