みなさんこんばんは。
ワイヤレスヘッドホンが好きになるきっかけを届けたいsugi-sugu(スギスグ)です。
みなさんがよく使うヘッドホンは、ワイヤレスですか?有線ですか?
利便性重視ならワイヤレスヘッドホンを、音質重視なら有線ヘッドホンを使用している方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するag 『WHP01K』は、音質重視、ノイキャン性能もバッチリ、着け心地もふかふか、そして価格は1万円前半!
つまり、ag 『WHP01K』はワイヤレス派も有線派も納得の“コスパ全快ワイヤレスヘッドホン”なんです。
この記事では、ag 『WHP01K』について次のポイントをチェックすることができます。
“ag WHP01Kのことを詳しく知りたい人”だけでなく、 “1万円台で音質重視のワイヤレスヘッドホンを検討している人”や“コスパの良いヘッドホンを探している人”にも役立つ内容です。
\ag WHP01Kの音イメージ/
音を楽しむワイヤレス”ag WHP01K”のポイントは、高音質、心地いい装着感、コスパ!
これまで200点以上のイヤホン、ヘッドホン、スピーカーを聴いてきた経験から、実際に使用してみて分かるag WHP01Kの良いところも残念なところも紹介していきます。
\その他のfinal製品レビュー/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E4000 → 頼れる迫力とリアル
- final E5000 → シリーズ最高峰のネイロ
- final「ZE3000」→有線超えのワイヤレス
※その他のオーディオ記事
\finalの最新情報リンク/
目次
ag WHP01Kとは?
ag WHP01Kは、2021年 3月に日本のオーディオブランド「ag」から発売された高音質ワイヤレスヘッドホンです。
finalの全面監修による聴き疲れしないクリアな音質に加え、ノイズキャンセリングや高性能マイク、汚れにくい本体仕上げ、心地よい装着感など、使いやすさも際立っています。
1万円台前半の価格帯でありながら、価格を超える音質面や機能、性能面で、発売から現在に至るまで人気のワイヤレスヘッドホンです。
ag WHP01K スペック
基本スペックをご紹介します。
スペック | |
ブランド/メーカー | ag / 株式会社final |
周波数帯域 | 20Hz-20,000Hz |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX LL |
連続再生時間 | ノイキャン起動:25時間 / ノイキャンOFF:35時間 |
連続通話時間 | ノイキャン起動:25時間 / ノイキャンOFF:35時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
カラーバリエーション | 3色(BLACK / DARK GRAY / CREAM) |
付属品 | 専用ポーチ/USB Type Cケーブル/3.5mmステレオケーブル |
\重量・寸法は公式発表がないため実測した写真/
オーディオブランド「ag」について
agは、株式会社finalによる「ちょうどいい」をコンセプトにした、ワイヤレスオーディオ製品を提供するブランドです。
agの製品には、オーディオブランドfinalの監修による高音質、シンプルでかわいいデザイン、丁度いい機能が揃っており、多くのファンから愛用されています。
イヤホンのラインナップには、COTSUBU(コツブ)やUZURA(ウズラ)など、おもしろいネーミングの製品もあり、agというブランド名との親和性が感じられます。
知人のインテリアコーディネーターさんがagのCOTSUBU(イヤホン)を使っていたのを目撃してしまい…、すかさず音質やデザイン、使用感などを色々インタビューしちゃいました。
COTSUBUについては、また別の機会にご紹介します。
「ちょうどいい」ワイヤレス製品を提案するオーディオブランド
agというブランド名は、「めったにない」という意味の古語「有り難き」に由来しています。
現在ワイヤレス製品は市場に溢れ、WEBでの検索結果からは良いものを探すことが困難になっています。その中でagを選択すれば大丈夫、となるような、「めったにない優れた製品」をお届けしたいという想いを込めています。
コスパが凄い!WHP01Kの特長
WHP01Kはコストパフォーマンスが凄い!ワイヤレスヘッドホンです。
次の表では、agのホームページに記載されているWHP01Kの特長について、同価格帯のワイヤレスヘッドホンとの相対的な評価とコスパポイントを記載しています。
☆の点数は2.5を同価格帯の平均値として評価しています。
音・質感・デザインの特徴 | 機能・性能の特徴 |
|
|
agの製品は全般的にコスパが高い印象です。
final監修の音質はもちろん、機能面、装着感もコンセプトやニーズに合わせてバランス良く“価格帯+α”を実現してるのが凄い!
ag WHP01K 約2年間使った体感レビュー
ag WHP01Kを購入して約2年になりますが、我が家ではサブ機としてや、散歩のお伴に活躍してくれています。
約2年間、実際に使用してみて分かった“体感レビュー”を、次の4つのポイントで詳しく解説していきます。
ag WHP01Kの「音質&音色」
WHP01Kは同じ価格帯の中でも、音の良さに評価があつまるワイヤレスヘッドホンです。
実際に使ってみて感じた音質・音色をレビューしていきます。
WHP01Kの“音質”
ag WHP01Kの音質 | |
高域 | |
中域 | |
低域 | |
解像度 | |
音像定位 | |
音場表現 | |
特色の濃さ |
同じ価格帯のワイヤレスヘッドホンと比較しても、かなり高音質。
クリアな音質で、解像度も高め、低音はぼやけずに芯があり、高音は耳に刺さることなく伸びやかに再生してくれます。
音像や定位感は一般的なのでモニター的な使用やゲーミングなどでの過度な期待は禁物ですが、適度な迫力があり、広めの音場でフラットバランスなので、リスニングにおいてはどんなジャンルも楽しく聴けるヘッドホンです。
ノイズキャンセリング時の音質
ノイキャンON時の音質ですが、低音を中心に量感が僅かにおとなしくなる感じですが、解像度などの基本的なクオリティの低下は見られず、違和感はほとんど感じられません。
WHP01Kの“音色”
低音から高音まで、暖かみのある聴き疲れしないナチュラルな音色です。
とはいえ、低音がぼやけて過度にブーミーになることもなく、全体的なアタック感やスピード感などのポイントはしっかり押さえられているので、音楽の楽しさを余すところなく表現してくれます。
春先の澄んだ空気の中で柔らかいそよ風を感じるような音色です。
WHP01Kの“音色”は、間違いなくサウンドに生気を吹き込んでくれています。これが大事!
ag WHP01Kの「装着感」
WHP01Kの装着感はかなり良好。
重さは約260gなので軽量というわけではないのですが、耳に直接触れるイヤーパッドがふかふかのマシュマロ感覚で、とってもつけ心地がよく、重さも感じにくいので負担も少ない装着感です。
私が実際に使用している感じでは、2時間程度なら特に疲れも感じずに使用することができています。ちなみにメガネ有です。
ag WHP01Kの「機能・性能」
WHP01Kの機能・性能は価格帯的にしっかりとしています。
ただし、音質重視のワイヤレスヘッドホンといえるので、必要最低限の機能・性能を高いレベルで搭載させている印象です。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリングの性能は“☆3.5”といったところ。
自宅の換気扇前と車内でWHP01Kのノイズキャンセリングを試してみました。
換気扇の「強」運転ではけっこうノイズが気になりましたが、「中」運転ではあまり気にならず、「弱」運転では、ほぼ聞こえないレベルでした。
車内では、一般道を走行中のエンジン音はほぼ気になりません。
また、車内でエアコンをONにすると、風量が真ん中以上では、高い音を中心にそれなりにノイズが聞こえますが、風量を真ん中以下にすると、ノイズはほとんど気になりませんでした。
ノイズキャンセリングによる音質変化もわずかで、未再生時やマイク使用時もONにできるので色んな使い方ができて便利です。
ちなみに密閉型でイヤーパッドもしっかりフィットするので、音漏れもあまり気になりません。
再生してない時やマイク使ってるもノイキャンをONにできます。
私は耳栓がわりに使うこともあります。便利ですよ!
マイク性能
マイク音質は自然で感度も良く、テレワークなどでも問題なく使用することができます。
通話時もノイキャンの使用が可能なので、周囲を気にすることなく通話が可能です。
対応コーデック
SBC / AAC / aptX / aptX LLの4つに対応しているので、価格帯的には丁度いい感じです。
LDACやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックは対応していませんが、個人的にはコーデックにこだわるよりも、製品そのものの音質や音色に注目する方がよい結果は得られやすいと考えている派なので大きな問題は感じません。
低遅延なaptX LL対応なので、動画などは違和感なく視聴できています。
見逃すな!使って分かるWHP01Kのホンネ
実際に使ってみたから分かる、WHP01Kのホンネ的な部分をご紹介します。購入検討中の方は要チェックです!
【重要】WHP01Kの音は有線接続で化ける!
WHP01Kは、Bluetoothで高音質で楽しめるワイヤレスヘッドホンなのですが、有線接続すると解像度や定位感がさらにワンランクアップしたような音を聴かせてくれます。
暖色系の音色はそのままに、優秀な有線ヘッドホンに進化しちゃうので、音質面でのポテンシャルの高さは上々です。
例えばマーラーの交響曲2番で比較してみましたが、有線接続にするとノイズの減少やダイナミックレンジの向上が見られ、低音の芯は太くなり、各楽器が鮮明に重なり合ってきます。
さすがに、2万円台の有線ヘッドホンと比較すると多少差を感じてしまいますが、1万円台の高音質を謳う有線ヘッドホンに勝るとも劣らない音質なので驚きました。
音声アシストの声がデカい
WHP01Kを操作すると、ノイキャンのON/OFFなど、しっかりと音声アシストしてくれるので分かりやすいのですがすが…、音声がわりとデカいです。
音声アシストの音量は、もう少し小さくても良いような気がしています。
長時間の連続使用なら工夫を
ふかふかなイヤーパッドですが、それなりに側圧があるので、2時間以上の連続した長時間使用はさすがに疲れてきます。
長時間使用する際は、時々5分くらいの休憩をはさみながらの使用がおすすめです。
CREAM色は汚れが目立ちやすい
私は、CREAM色を使用しているので、他の色に比べると汚れが目立ちやすいです。
WHP01Kに限った話ではありませんが、長く使用するためにもホワイト系のヘッドホンは、汚れに対するメンテナンスって大事です。
ag WHP01K みんなの口コミ 評価
WHP01Kは人気のヘッドホンなので、多くのショッピングサイトや比較サイトなどでユーザーの評価をチェックすることができます。
次の表は、複数のショッピングサイトや比較サイトの口コミをまとめたものです。
WHP01Kを使用している皆さんの感想をチェックしてみましょう。
良い口コミのまとめ | 残念な口コミのまとめ |
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ag WHP01K こんな人におすすめ
●WHP01Kはこんな人におすすめ!
- 1万円台でコスパ重視のヘッドホンを探している
- 1万円台でも性能の高いノイキャンが欲しい
- クリアで迫力のある高音質なサウンドが好き
- 暖かみのある音色を楽しみたい
- 柔らかイヤーパッドの快適な装着感が好き
- シンプルなデザインかわいいデザインが好き
- 通勤通学用のヘッドホンを探している
- 音質と機能が充実したヘッドホンを探している
- 初めてのワイヤレスヘッドホンで失敗したくない
- サブ機としてワイヤレスヘッドホンを探している
●こんな人にはおすすめできないかも…
- モニター系の音質を求めている
- 重低音やドンシャリなど個性の強い音質が好き
- 開放型ヘッドホンの音や使用感が好き
- 高級ヘッドホンから買い替えを検討している
- かなり強力なノイキャンが必要
- ゲーミングヘッドホンを探している
- 個性的なデザインが好き
特に音質に一定のこだわりがあって「初めてワイヤレスを購入する方」、「外出時用などのサブヘッドホンとして検討している方」におすすめですよ!
ag WHP01Kとライバル機の比較
ag WHP01Kと同じ価格帯で人気の高い他のワイアレスイヤホンと比較してみます。
比較するヘッドホンは…
- final 「UX3000」
- Edifier 「W820NB Plus」
- SONY「WH-CH720N」
スペックよりも、体感値による、音質、装着感、ノイキャン性能を中心とした比較です。
なお、音質は個人的な主観をベースに解説していきます。
final 「UX3000」
そもそも、UX3000はWHP01Kをベースにつくられているので基本スペックは同じ。違いは、音と塗装のみです。
ただ、スペックは同じでも、チューニングの違いで音が変わるオーディオのおもしろさを感じられます。
ベースとなる音づくりは、どちらもナチュラルで聴き疲れのないネイロ。
finalだろうが、agだろうがブランドのコンセプトが異なるだけで、エンジニアの音づくりの丁寧さを感じさせられます。
音の違いとしては、WHP01Kは、UX3000に比べて、若干低音が強く音場もわずかに広くなっており、UX3000はWHP01Kに比べて、わずかに解像度が高くクリア、音像が見えやすくボーカルは前に出てきます。
好みで選んで問題ありません。
価格はWHP01Kが3,000円ほど安くなっています。
Edifier 「W820NB Plus」
音質的には、より解像度が高く、自然で音楽的な描写が上手いWHP01Kがリードしています。比較するとW820NB Plusは少しこもった印象があります。
機能面では、W820NB Plusは高音質コーデックLDAC対応やBluetooth5.2、外音取込み機能や専用アプリなど、より充実しています。
ただし、W820NB Plusの対応コーデックがSBCとLDACの2つに対して、WHP01KがSBC/AAC/aptX/aptX LLの4つに対応していることはチェックしておきたいポイントです。
ノイキャン性能は若干W820NB Plusの方が強い感じがしますが、大きな違いはありません。
装着感に関してはどちらも心地いい!のですが、W820NB Plusの方が少し軽い分、長時間使う場合は疲れが少ないのかも…。
ということで、音質、音色で選ぶなら「WHP01K」を、機能で選ぶなら「W820NB Plus」をおすすめします。
なお、価格はセールなどを活用することで、W820NB Plusの方が2,000円から3,000円ほど安く購入できます。
SONY「WH-CH720N」
対応コーデックはWH-CH720Nの場合、SBC/AACと少しさみしい気がします。
しかし、WH-CH720Nは再生時間 最大50時間、BluetoothはVer5.2、マルチポイント接続できたり、外音取込み機能があったりと機能の充実度が凄く、専用アプリはできること多すぎるレベルです。
瞬間的なつけ心地はふかふかで柔らかいWHP01Kの方が気持ち良いですが、長時間の使用なら圧倒的に軽量なWH-CH720Nが有利です。
音質面ではWHP01Kがナチュラルでクリアなフラットバランスの音に対して、WH-CH720Nは低音に重心があるパワー系の音です。
低音から高音までナチュラルな表現で高音質ができる「WHP01K」、音のインパクトや機能性を求めるなら「WH-CH720N」がおすすめです。
価格はWHP01Kが1,000円から2,000円ほど安くなっています。
ag WHP01K まとめ
ag WHP01Kは、コストパフォーマンスに優れたワイヤレスヘッドホンです。
12,800円でありながら…
- ナチュラルで迫力のあるクリアな高音質
- ふわふわで心地いい装着感
- 屋外でも使えるノイズキャンセリング
お得に音楽を楽しむには最適なワイヤレスヘッドホンとなっています。
屋外で高音質を楽しみたいなら、初めてワイヤレスヘッドホン購入するなら、クオリティの高いサブ機を探しているなら、WHP01Kはベストチョイスになるかもです!
高解像度な製品や高性能な製品は、同じ価格帯でもそれなりにありますが、高いレベルで自然な音を再現してくれるヘッドホン。
“めったにない優れた製品”を送り出す「ag」からの贈り物です。
\その他のfinal製品レビュー/
- final E3000 → 絶対にコスパ最強
- final E4000 → 頼れる迫力とリアル
- final E5000 → シリーズ最高峰のネイロ
- final「ZE3000」→有線超えのワイヤレス
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