qdc SUPERIOR 60時間体感レビュー!音質・性能・コスパ検証|人気イヤホンとの比較も!

オーディオ
・この記事は丁寧なリサーチと筆者の体験・経験に基づき執筆しています。
・記事にはプロモーションを含む場合があります。

 

こんばんは。

明るく楽しいサウンドとムラサキの蝶にも似たデザインに魅せられて、今宵も「qdc SUPERIOR」が奏でる音を聴くsugi-sugu(スギスグ)です。

1万円台前半で優秀な有線イヤホンといえば、SENNHEISER IE100proやSHURE SE215SPEなどが定番ですが、“もっと自分にピッタリな音やデザイン”のイヤホンを探している方も多いのでは?

そこで今回は、「明るく楽しい音」や「美しいデザイン」で大人気の有線イヤホン「qdc SUPERIOR」を徹底解説していきます。60時間以上、日常的に使ってみたレビューです。

 

【この記事でわかること】

qdc SUPERIORのことを詳しく知りたい人、1万円台の有線イヤホン選びで迷っている人、音もデザインもコスパも良いイヤホンを探している人などに役立つ内容です。

 

本当は他のイヤホンを購入する予定だったんですが、音とデザインに魅かれてフィーリングで購入しちゃいました。カラーは「Rondo Purple」!
オーディオ選びはこういうことが時々あるんですよね~。

 

 

\qdc SUPERIOR 音色イメージ/

 

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qdc SUPERIORとは?「1万円台有線イヤホン」の人気モデル

有線イヤホンの価格帯で1万円台といえば、本格的な高音質イヤホンの入り口のような位置付け。

「もっと良い音で音楽を聴きたい!」や「もっと好みや使い方に合ったイヤホンを探したい」というユーザーからの注目もあつまる価格帯で、もちろんコストパフォーマンスも重視されます。

SUPERIORの特徴を簡単にまとめると「音良し、個性良し、コスパ良し」の人気が高い有線イヤホンです。

qdc SUPERIORについて詳しく解説していきます。

 

ハイコスパ有線イヤホン「SUPERIOR」とは?

「SUPERIOR」はqdcが培ってきたリスニング用チューニングをより多くの人に体験してもらいたいという思いから企画されたイヤホンです。

qdcのイヤホンは10万円を超える高価なハイエンドモデルが多い中で、多くのユーザーにqdcの「音」を知ってもらいたいという思いがしっかりと伝わる戦力的なモデルとなっています。

実際に使ってみると、コンセプトのとおり多くのジャンルを気軽に楽しめる“オモシロ”さを感じます

 

60時間体感!音質レビュー

 

『SUPERIOR』(スーペリア)は、数多くのカスタムIEM開発から得られた知見と技術による快適な装着性と正確な音楽再生というブランドアイデンティティーを、より多くのユーザーに体感して頂きたいという思いから新規開発した真のエントリーユニバーサルIEMです。

引用:株式会社アユート qdc公式HP

 

人気の理由! SUPERIORの特徴

qdcブランド「SUPERIOR」は2023年の発売からしばらく経ちますが、いまだに有線イヤホンのランキングなどで上位にランクインする人気のイヤホンです。

 

【SUPERIORの特徴】

  • qdcのイヤホンが約1万2千円で買える
  • 価格を超えたクリアで楽しいサウンド
  • いい感じの絞まった低音とリズム感
  • シンプルでシックな美しいデザイン
  • qdcならではの心地よいフィット感
  • リケーブルも簡単な2pin端子を採用

同じ価格帯の中でも音質やデザインがなど優れる点が多いので、コストパフォーマンスが圧倒的に高い!

このような理由から、SUPERIORは大人気のイヤホンとなっています。

 

コスパが高い理由 詳しく解説

 

qdc SUPERIORの基本スペック

【SUPERIOR スペック表】

ブランド qdc 種類 有線イヤホン/モニターイヤホン
ドライバー 10㎜ ダイナミックドライバー インピーダンス 16Ω
周波数帯域 10Hz~40,000Hz 感度 100dB
コネクター形状 IEM 2pin ※リケーブルOK プラグ形状 3.5mmステレオ
ケーブルの長さ 1.2m マイク
カラー
  • Piano Black
  • Azure Blue
  • Vermilion Red
  • Rondo Purple(日本限定)
付属品 SUPERIOR Cable 3.5mm3極アンバランス
ソフトフィットシリコンイヤーピース:3ペア(S/M/L)
ダブルフランジシリコンイヤーピース:3ペア(S/M/L)
クリーニングツール
オリジナルキャリングケース

 

【スペックのポイント】

  • カラーバリエーション4色で限定色もあり
  • インピーダンスが16Ωで鳴らしやすい
  • 周波数帯域10~40,000Hzでハイレゾ対応
  • 2pinコネクタでリケーブルもOK
  • 付属品のイヤーピースが6種類で豊富

 

【SUPERIOR カラータイプ】

●Piano Black

 

●Azure Blue

 

●Vermilion Red

 

●Rondo Purple(日本限定)

 

ブランド「qdc」について

「qdc」は中国発のハイエンドイヤホンブランドです。
10年以上にわたるカスタムIEMの開発で培ったノウハウを活かし、高品質&おしゃれで個性的なデザインのイヤホンを世に送り出しています。
「qdc」は、警察や軍用などの極めて高い精度が求められる音響機器を手掛ける企業が前身となっていて、その高度な技術が、レコーディングスタジオなどプロの音楽シーンでも高い評価をあつめました。
2015年12月には一般ユーザー向けのブランド「qdc」を発足させ、現在、中国におけるカスタムIEM市場のシェアは70%を超えています
2016年から日本での取り扱いがはじまり、商品の多くが数万円~数十万円にもかかわらず、国内の有線イヤホン市場でも人気の高いブランドとなりました。2022年より国内代理店が㈱アユートとなりサポートなども強化されています。
現在は“FitEar”との共同開発や“アイドルマスター”とのコラボなどにも注目があつまり、今後の展開にもますます期待してしまうイヤホンブランドです。
今回ご紹介する「SUPERIOR」は、高額なイヤホンが多いqdcの中でも、1万円台購入できる圧倒的なコストパフォーマンスに注目があつまるモデルとなっています。
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qdc WHITE TIGER II


qdc Hybrid Folk-S


qdc Hifi 8SH

 


qdc Dmagic Solo

 

 

qdc SUPERIOR ギャラリー

※ムラサキの蝶のように綺麗。お気に入りの写真です。

 

 

sugi-sugu
sugi-sugu

電球や蛍光灯、太陽や月の光など、降り注ぐ光に表情を変えるパネルがとても気に入っています。

 

●qdc SUPERIOR

 

●パッケージ

 

●パッケージ[裏]

 

●パッケージを開くと…

 

●さらに中身を確認していく
付属品+取説+検品証

 

●付属品
キャリングケース/イヤーピース/クリーニングツール
※カラーRondo Purpleのみケースも紫です。

 

●qdc SUPERIOR 本体&ケーブル

 

●本体&ケーブルの接続端子
2pinタイプでリケーブルOK。固定もしっかりで安定感抜群。

 

●本体内側
耳にフィットしやすい形状。メタルノズルで音質も安定感も良好。

 

●ケーブル(材質:OFC)
光沢のある被膜、透明なアジャスター、質感の高いプラグでデザインの統一感がいい感じ。
耳掛けは柔らかく、ケーブル全体の取り回しもしやすい。

 

●重さ
しっかりした形状だけど、重さひかえめで疲れも軽減。

 

●お気に入りの1枚

 

 

60時間聴いたよ! qdc SUPERIOR 実力を徹底解説

qdc SUPERIORの音の特徴とデザインが気に入って購入してから約3ヵ月半。

60時間以上たっぷり使ってみたので、次の5つの内容を詳しくレビューしていきます。

 

 

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SUPERIOR 音質の特徴

SUPERIOR 音質評価
高域 4.6
中域 4.4
低域 4.6
解像度 4.4
定位感 4.5
音場 3.2
色付けの濃さ 3.8

 

低音域は迫力とアタック感のバランスがいい

低音域の特徴をまとめるなら「ややドンシャリ寄りでメリハリのある低音」です。

低音には量感があり十分な迫力を前に押し出してくれます。ここで重要なのが低音をくずさないこと!

ロックやEDMでは、キックやベースラインが持つパワーを余すところなく打ち出し、さらに音の持つ形がくずれないように丁寧に拾い上げていきます。

ダンスミュージックや洋ロックのパワフルかつリズムのあるサウンドには相性ピッタリです。

 

中音域はリズム感とボーカルに注目

中音域はリズムと旋律のバランスが、曲の楽しさを引き立てていきます

一つひとつの解像度が高いので、バスとスネアの低音から中音へつながるシンクロがばっちり決まり、ノリのよさ全開のサウンドです。

やや前面に定位するボーカルとノリの良いリズムがシンクロするサウンドによって、曲の魅力を十分に引き出してくれます。

SUPERIORの特徴を最大限に発揮して価格以上のおもしろさを届けてくれます

 

高音域はクリアトーンの鮮明さにうっとり

高音域を一言でいえば“キレイな音”です。

解像度の高さが、シンバルやハイハットなどの金物系もシャープに響かせ、ギターやピアノなどのクリーンな響きも鮮明に伸び、華やかな表情にうっとりしてしまいます。

低音、中音との調和がとれているので突き刺さるような印象はなく、ほとんど聴き疲れを感じないのも嬉しいポイントです。

 

解像度/定位感・音像/音場はいかに?

  • 解像度
    1万円台の有線イヤホンとしてはかなり高め。
    ただし、解像度に全振りしているわけではなくサウンド全体の雰囲気を大事にしているのは印象的です。
  • 定位感・音像
    左右上下にしっかりと定位し、音源に含まれる音像イメージをきれいに描写してくれます。
  • 音場
    若干狭い音場で、ライブハウスのようなスペースいっぱいにエネルギーを満たすような表現が得意です。

 

SUPERIORは明るくてパワフル!楽しい音色

\qdc SUPERIOR 音色イメージ/

 

SUPERIORは、暖色系で明るくパワフル、スピード感のあるややドンシャリめな音色です。

単なるドンシャリイヤホンでは、サウンドの好みやジャンルの相性が分かれ、鳴らす曲を選ぶこともあります。

しかし、SUPERIORはリズム感やボーカルなどの表現力が高く、低音域から高音域までスムーズにつながっていくので、ジャンルを問わず「楽しい」サウンドを聴かせてくれるイヤホンです。

 

キレとパワーのある低音、旋律とリズムが織りなす中音、キレイで華やかな高音、それらがバランスした音色だからこそ、同価格帯の中でも多くのユーザーに支持される要因の一つになっているようです。

 

sugi-sugu
sugi-sugu

“楽しい”を基調にしたSUPERIORのネイロ。
こういった個性をしっかりと主張しているところが好きになったきっかけ!

 

シックでスマート 洗練されたデザイン

デザインは画像を見てもらえればOKですが、感想も含めて解説します。

少し丸みを帯びたフェイスプレートにテーマカラー(black、blue、red、purple)が投影されるシックな本体。

そして、テーマカラーにさりげなく刻印された「qdc」と「SUPERIOR」の文字が、イヤホンに洗練された魅力をデザインしています。

装着側は3Dプリンティング技術によりフィット感を意識したデザインを採用し、見た目も心地よさもSUPERIORならではです。

なお、光沢感のあるケーブルは取り回しや使い勝手を重視した印象なので、見た目が気になる方はケーブルを交換してさらに自分好みにアップデートしてみては?

 

sugi-sugu
sugi-sugu

私は日本限定モデルのRondo Purpleを選びました。
透明感のある美しい紫のデザインに一目ぼれ。このデザインが購入の決め手。

 

装着感はさすがのカスタムIEM企業

デザインのところでも触れましたが、3Dプリンティング技術でフィット感抜群の形状に仕上がっています。

耳の形は人それぞれ違うのですべての人にピッタリというわけではないでしょうが、qdcがカスタムIEMの企業ということもあり、装着に関する技術力は並々ならぬものを感じます

 

sugi-sugu
sugi-sugu

私の耳はけっこうフィット感を選びますが、SUPERIORの装着感は10点中7.5点といったところ。
残り2.5点はイヤーピースで十分補える感じです。

 

遮音性&音漏れ 自宅で検証

遮音性&音漏れについて、主に自宅で検証しました。

遮音性について

  • エアコンや空気清浄機はほぼ気にならない
  • パソコンのファンも気にならない
  • 日常会話やテレビは少し気になる
  • 100均の耳栓より遮音性が高い
  • 車通りの多い屋外や電車内は気になる

 

結論:遮音性はそこそこ高いレベル

 

音漏れについて

中学生の子供と次の内容で検証してみました。

【テーブル挟んで約1mの距離】

  • 中音量 60%:聞こえない
  • 大音量 90%:微かに聞こえる(曲名分からない)

【約50㎝の距離】

  • 中音量 60%:微かに聞こえる(曲名分からない)
  • 大音量 90%:微かに聞こえる(曲名分かる)

 

結論:音漏れの少なさはかなり高いレベル

 

イヤーピースで化けるよ!

「音質」も「装着感」も「遮音性・音漏れ」も、イヤーピースの交換で化けるイヤホンです。

付属品のイヤーピースは全6タイプで豊富。その他のイヤーピースもいろいろ試してみて、自分にピッタリのサウンドやフィット感を探す楽しみも追加してくれるイヤホンです。

ぜひぜひ、いろんなイヤーピースを試着してみてください。

 

イヤーピースの紹介記事

 

sugi-sugu
sugi-sugu

私の場合、付属のソフトフィットシリコンLサイズか、final Eシリーズ付属のLサイズがしっくり。
フィットしすぎるとタッチノイズなどが気になるので、イヤーピース選びは大事です。

 

ジャンル別 SUPERIORで聴いた相性

SUPERIORでいろんなジャンルを聴いてみました。

イヤホンの相性は曲によってけっこう差異があり、一概には言えませんので参考程度にチェックしてみてください。

ジャンル 相性 解説
ロック キレのパワフルな低音がいい!歪系のギターリフやボーカルの感情表現も上手い!
クラシック ピアノソナタやギターなど小編成との相性は○。大編成は音場の広さが少しキツイ。
ジャズ 楽器ごとの分離やステージの音像イメージ描写が良好。
EDM パワーのあるキックやベースライン、煌びやかに伸びる高音が高揚感を引き立てる!
J-POP たのしさ満載の楽曲との相性が抜群!ボーカルの抑揚なども表現力が高い。
ゲームミング 定位感などはとても良好。音場の狭さやマイクがついてない点に注意。
SUPERIORは、比較的多くのジャンルで楽しいサウンドを聴かせてくれます
特に明るくリズムがはじける楽曲やメロディーラインが際立つサウンドとの相性がすさまじく良好です。
一方でオーケストラのように広い音場を必要とする楽曲や、沈むように切ない歌物などは、より相性の良いイヤホンもあります。
ゲーミングは迫力や定位感がよいので相性は悪くありませんが、音場が広いタイプではないしマイクがない点は考慮が必要。

SUPERIORの圧倒的コストパフォーマンスを考察

実際に使用してみて、SUPERIORがコストパフォーマンスの高いイヤホンであることは間違いないといえます。

そして、その答えを考えてみると「高い満足感」に行きつきます。

SUPERIORに高い満足感を感じている理由をまじめに考察してみました。

 

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価格を超えた高音質

約12,000円でこの高音質や特徴を実現できるのは、qdcの技術力の高さによるところがあります。

また、qdcブランドのファンを増やしたいという戦略的なモデルであることが伺え、qdcのノウハウが惜しみなく投入されており、ドライバーの配置やハウジングの設計など、細部までこだわりを感じます。

さらに、音質を高めるだけでなく、SUPERIOR固有の特徴が前面に押し出されることで、好みに合致したユーザーをより満足させてくれるでしょう。

メーカー側の想いと、ユーザーの求める音が一致することで、高い満足感につながっていると考えられます。

 

上位機種ゆずりのデザインや装着感

さらにデザインや装着感はqdcの得意とするところでもあり、シンプルでありながら上位モデル譲りの高級感や装着感を受け継いでいます

なんとなく好きなデザインやストレスのない装着感は満足感を高める大きな要素です。

デザインは好みによるところが大きいですが、1万円台でイヤホンを探していて、SUPERIORが目に飛び込んできたら、一度はチェックしてみたくなる方も多いのではないでしょうか?

 

他のイヤホンとの差別化

1万円台の有線イヤホンには多くのライバルが存在します。

その多くは「限られた予算でなるべく高音質」が基本となり、汎用的であり、きらりと光る個性を演出できるかは各メーカーの腕の見せ所です。

SUPERIORはこの点をとても上手に解決し、同じ価格帯では比較的高音質、ややドンシャリでメリハリのある楽しさなどなど、多くのジャンルでSUPERIORが活躍できるステージをみごとに演出しています。

ユーザー目線で見ても「他に勝るとも劣らない高音質」に「明るくメリハリのある音色、いろんな音楽を楽しめる汎用性」が加わることが、高い満足感につながるのは必然といえるかもしれません。

なお、qdcの有線イヤホンの多くは独自コネクターが採用されていましたが、SUPERIORでは一般的な2pin端子が採用されているので、気軽にケーブル交換をできる点も価格以上の満足感を付加する要因となっています。

 

qdc SUPERIOR みんなの評価まとめ

ここからは、qdc SUPERIORユーザーの評判をまとめてみます。

ポジティブな意見もネガティブな意見もご紹介していますので、SUPERIORを購入する際のご参考にされてください。

ポジティブな評価 ネガティブな評価
  • 低音しっかりでエレクトロ系やポップスに良い
  • 再現性が高く、洋楽やサントラとの相性が抜群
  • ドンシャリ好きにもうれしい音質
  • 音質・装着感ともに優れコスパが高い
  • 洗練されたデザインが価格以上の高級感
  • リケーブル対応でカスタマイズ性が高い
  • イヤーピースなど付属品が充実している
  • 幅広い音楽ジャンルに対応している
  • 音場が狭いと感じる
  • 中音域がやや遠目に聞こえる
  • 低音に迫力はあるが深みや余韻がもう一歩
  • 全体の音バランスが好みで分かれる
  • 長時間の使用で疲労を感じる
  • スマホ直接続では少し音量が小さく感じる
  • 標準付属のケーブルにタッチノイズが発生する
sugi-sugu
sugi-sugu

どちらの意見も主観があることに留意が必要となります。
音・デザイン・装着感の評価は高いようですね。
音場の狭さは音楽によってデメリットにもメリットにもなるので相性の判断が重要。
タッチノイズについては完全同意かな…。

 

他の1万円台 人気有線イヤホンとの比較

1万円台の有線イヤホンはユーザーの注目度も高く、価格以上のハイコスパな高音質モデルが揃っています。

ここでは、「SUPERIOR」と「 同じ価格帯で私がお気に入りの高音質な有線イヤホン」を比較し解説していきます。

 

SENNHEISER IE100proとの比較

SUPERIOR IE100pro
高域 4.6 4.4
中域 4.4 4.4
低域 4.6 4.5
解像度 4.4 4.7
定位感 4.5 4.8
音場 3.2 3.7
色付けの濃さ 3.8 1.3

SENNHEISER IE100proは解像度に振った定番の高音質モニターイヤホンです。

音源の情報を正確に再生する能力は1万円前半の有線イヤホンの中でもずば抜けています。

SUPERIORとの大きな違いは、着色のなさ

SUPERIORが明るく元気の良い音色であるのに対して、IE100proは無色透明でありこの色のなさが最大の特徴でもあります。

SUPERIORの弱ドンシャリで、パワーと華やかさを添えて楽しむのか、IE100proの無着色で音源そのものを楽しむのか、いずれにしても幅広いジャンルとの相性がよい選択です。

 

IE100pro  レビュー

 

 

SHURE SE215SPEとの比較

SUPERIOR SE215SPE
高域 4.6 4.5
中域 4.4 4.4
低域 4.6 4.6
解像度 4.4 4.5
定位感 4.5 4.8
音場 3.2 3.9
色付けの濃さ 3.8 2.7

SHURE SE215SPEはロングセラーイヤホンとして長年愛され続けるモニターイヤホンです。

低音が若干強調されていますが、原音に忠実な点はIE100proにも近いところがあります。

SUPERIORとの大きな違いは、より音場が広いこと

モニターイヤホンの中でも比較的広い空間を再生するので、SUPERIORの苦手な部分をカバーしていきそう。

10年以上前に発売されたイヤホンなので、解像度の表現などには時代的な魅力も感じさせてくれます。

共に低音にも力があるのでその他の音域のバランスやデザインで比較していくとおもしろい選択です。

 

SE215SPE レビュー

 

 

final E4000との比較

SUPERIOR E4000
高域 4.6 4.5
中域 4.4 4.5
低域 4.6 4.6
解像度 4.4 4.5
定位感 4.5 4.8
音場 3.2 4.0
色付けの濃さ 3.8 3.1

final E4000はナチュラルな音と迫力や解像度が見事に融合した高音質リスニングイヤホンです。

低音の迫力を持ちつつも、アタック感や解像度を保ち、かつバランスがとれています。

SUPERIORとの大きな違いは、常にナチュラルであること

パワフルではあるものの誇張する印象はなく、有機的で自然体な音楽を奏でます。

SUPERIORがいつも楽しくさせてくれるのに対して、E4000はいつもそばにいて落ち着く存在みたいな感じです。

ある意味、真逆の音色と言っても良さそうなイヤホンを、そろえておけば音楽ライフが充実すること間違いなし!かも…。

 

 E4000 レビュー 

 

 

qdc SUPERIOR まとめ

qdc SUPERIORについて性能、実体験によるレビュー、コスパへの考察、他のイヤホンとの比較などなど、詳しくチェックしてきました。

SUPERIORが1万円台のイヤホン市場において、ひときわ音やデザインの個性を輝かせる存在であることは間違いありません。

そしてSUPERIORの個性が、多くのユーザーの求めるものと一致するから人気のイヤホンになりえます。

さらに、この価格でこれなら!というコストパフォーマンスは、購入する際の決め手にもなるでしょう。

価格以上の優秀なイヤホンだからこそ、みんなが購入するんです。

という、現実的な話よりもやっぱり、好きなものを選ぶときはフィーリングを大切にしたい。私はそう思います!

 

SUPERIORを手に取った時、子どもの頃ただの石ころを拾って「宝石みたい!」ってワクワクした感覚を思い出したのは私だけですよね…

 

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