こんにちはsugi-suguです。
さて、みなさんも日々の仕事の中で「この仕事くだらないなぁ」と感じる瞬間があると思います。
しかし「くだらない」って思っている人って、実はしっかり仕事に向き合ってる人も多いようです。
「くだらない」の理由として次のようなことを思ったことありませんか?
- この仕事に意味ある?
- 決められた仕事のやり方に無駄が多い!
- この仕事ってやること自体が目的になってない?
- 結果が評価されない社内の風潮にうんざり…
- サービス残業するヤツが偉いってマジ⁉
- この仕事で成長できる気がしない
私自身もスーパーブラック企業から東証一部上場企業まで色んな職場で「くっだらねぇ~」を経験しました。(今は割と自由に自分らしく仕事をさせてもらってます)
そんな私が、くだらない仕事を回避して『自分らしく仕事をする』ための方法を紹介します。
この記事は大きく分けて次のカテゴリーでご案内しています。
どこから読んでもOKです。
“くだらない仕事”を少しでも“自分らしい仕事”に変えていきましょう!
「自分らしい仕事でムダな残業を減らす方法」はこちらの記事をチェックしてください。
自分らしく判断する方法こちら
目次
くだらない仕事はどこからやってくる?
ところで、くだらない仕事ってどこからやってくるのでしょうか?
発生源は色々ありますが、次に紹介する方は私たちに“くだらない仕事”を送り届けてくる代表者です。
まずはチェックしておきましょう。
☆仕事を上手に断る方法の記事はコチラをどうぞ!
会社の体質
会社によっては仕事の結果や質よりも“右へならえ”こそが重要とされる場合があります。
- 決められたやり方じゃないとダメ
- そのやり方でやることに意味がある
- 周りに合わせることが大切
- サービス残業は頑張っている証
- 失敗しなけりゃ年向序列で出世
古き良き社風?とでもいうべきでしょうか…。
会社として統制を図ることは重要です。
しかし、面倒なことを回避して上辺だけの平和をつくったとしても、成長なき会社では、加速する世の中の競争にはついていけません。
より効率よく…、より建設的に…、より生産性の高い…、そんな考えが必要なはずなのに…。
「今まで我が社はこのやり方でやってきた。だからその通り真似をしなさい!」と自慢げに話す経営者もいます。
より良い仕事を創意工夫することは個人の成長につながり、そして会社の成長にも繋がります。
その機会を失ったとき、「くっだらねぇ」と感じてしまうことがありますよね。
上司の判断
あなたの上司はあなたの“仕事”を評価してくれる人ですか?
- 「努力で乗りきれ!」
- 「苦手な仕事も克服しろ!」
- 「ゴマすりサイコー!」
社会には根性論の信奉者がたくさんいます。
そして、チヤホヤされることが気持ちよくて能力のない人を重宝する上司もいますね。
適材適所は上司の気分次第。
能力がある人は影を潜めてしまい、思考停止で言われたことをこなす人が認められることもしばしば…。
その結果、努力と根性の名の下に苦手なことやムダなことをひたすら強要され自分の大切な時間を搾取される。
そんな時「くっだらねぇ」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
自分の心
こんな会社、こんな上司、こんな仕事「くっだらねぇ」と思っているあなた。
自分の心に筋は通っていますか?
単純にやりたくないから“くだらないカテゴリー”に分類してしまっていないか考えてみてください。
- ろくでもない会社から与えられる仕事だからくだらない。
- 嫌いな上司が押し付けてくる仕事だからくだらない。
- 自分に向いていない仕事だからくだらない。
これってあなたの感想ですよね?(という声が聞こえてきそう…)
仕事の内容の中身をしっかりと考察せずに、何となくで判断してしまうことこそ実は『くだらない仕事』を作る一番の要因だったりします。
「○○だからくだらない仕事のはず」←これダメです!
そう決めつけている内は環境や他人に自分の判断をコントロールされてしまっている状態とも言えます。
手元にある仕事が本当にくだらない仕事なのかは、その仕事の中身を自分で確かめてしっかりと考えることがとても大切です。
そうすることで、『自分らしい価値のある仕事』に巡り合えるチャンスが増えるんです。
くだらない仕事を見抜く3つの方法
それでは、ここからはくだらない仕事を見抜く準備をしていきます。
会社や上司などの環境にあなたの能力や時間が搾取されないように!
自分自身がくだらない仕事というレッテルを貼って損しないように!
本当にくだらない仕事なのかは自分自身で確かめていく必要がありそうです。
① 仕事の基準を確認する
くだらない仕事を見抜くためにはやはり基準を持つことが重要です。
次のポイントをチェックしてみましょう。
その仕事は成長を見込めますか?
その仕事が自分の成長にどう影響するのかを考えてみください。
例えば、一見押し付けられるような仕事でも、新しいことへ挑戦できることならやってみるべきでしょう。
はたまた、慣れた仕事でも人よりも早くできると愉悦に浸ってやっている仕事はあなたの成長にとって大した意味はないかもしれません。
自分の成長に与える影響を一旦立ち止まって考えてみましょう。
そして、成長をできる仕事なら、大変だと思っても積極的に挑戦していくことをおすすめします。
縁の下の力持ちは大切
自分の成長とは関係なく、“縁の下の力持ち”的な仕事もあります。
自分の成長や誰かの笑顔に直結するわけではないのですが必要な仕事です。
例えば、家を建てる場合。
設計から建設、販売まで実に多くの人が携わるわけですが、
販売店の受付をしてくれた方、事務や経理の担当者って、この過程の中にはいません。
だけど、その職場にはいなくてはいけない存在ですね。
大切な仕事だからこそ、その職務に創意工夫を凝らしていけば「くだらねぇ」なんて思うこともないでしょう。
もしもあなたがそんな存在ならあなたの創意工夫で存分に職場を支えてあげてください。
その先にどんな笑顔がある?
あなたが行う仕事の先に何があるのかを考えてみてください。
お客さんの笑顔が見えるのならばその仕事には大きな価値があります。
あとはその仕事をどう効率よく工夫していけるかでくだらない仕事を回避することができますね。
しかし、上司の喜ぶ顔しか浮かばないのならば、その仕事は上司のためのもの。
これなら仕事をする意味がありません。(その上司に一生を捧げたいのならOKなのですが…)
あなたの仕事の結果がどのように影響するかのかは、くだらない仕事を見分ける大切な要素です。
② イイワケやグチばかり
イイワケやグチばかり言う人がいます。
もしもあなたがそうだとしたら、あなたにどんな効果をもたらすのでしょうか。
チェックしたいのは“くだらない仕事”なのかをロジカルに説明できるかどうか?
できない時は大体イイワケやグチが先行してしまっているかもしれません…。
イイワケ好きな『知的生命体』
以前投稿した“中卒はヤバイ? 中卒でも平均年収を超える具体的な方法【経験から解説】”の中の“「こだわり」・「プライド」そんなもん捨てちまえ”
でも書きましたが人間は“やらないイイワケ”を作るのがとっても上手な『知的生命体』なんです。
その言い訳の1つが「くだらない仕事」だから…。
自分の心の中で、嫌のことから逃げようしている自分がいたとしたら、その仕事に「学びはないか」、「誰かの喜びはないか」ちょっと立ち止まって考えてみてほしいです。
イイワケではないと確信できるのなら、可能な限り「くだらない仕事」を回避しましょう。
イイワケやグチは自分のレベル
イイワケやグチばかり言っている人がいますが、その分の成果は出していますか?
誰かのイイワケやグチで仕事が改善しているのならばOKです。
でも、そうでなければくだらない仕事というレッテルを拡散しているだけなのかもしれません。
価値のある仕事でも、それなりの理由を付けて「くだらない仕事」というレッテルを貼ってしまえば、自分の実力がなくてもその仕事を回避できる場合もあります。
これって誰が得すんの?
実力がない人の自尊心保護以外には何の役にも立ちません!
言い換えれば、「そんな行動をとる人はその仕事をこなすレベルに達していない」とも言えます。
仕事の内容は極めて客観的に見ていくことを大切にしましょう。
ちなみに、問題点を論理的に指摘することと、グチをこぼすことは全く別の話です。
③ 考えをアップデートしよう
今の自分は全知全能ですか?
ほとんどの人がNOと回答するのではないでしょうか?
しかし、人間は知識をアップデートすることができます。
これって実はとても便利なシステムなんですよね。
アップデートすることで学び知恵を付けることは「くだらない仕事」を回避するだけでなく、生きているあらゆる場面で手助けをしてくれるはずです。
状況を理解する
周囲からの色んなアドバイスや会話の中での情報はその仕事を理解する上で重要な要素にもなります。
ムダと思った仕事でも、他の部署では重要だったり、気付かないところで誰かの役に立っていることもしばしばです。
くだらない仕事と切り捨てる前に一度、あなた自身がその仕事に関する情報を集めてみましょう。
理解をすることでその仕事が「くだらない仕事」なのかがわかる場合もあります。
知識を高める
直接的な仕事の情報だけでなく、自分自身のアップデートをすることも重要です。
例えば、毎朝、社員で掃除を行っている会社があるとします。
毎朝何も考えずに惰性で掃除をしている人は「くだらない仕事」に認定することもあるでしょう。
しかし、心理学的な知識・経済的な知識・歴史に関する知識で考えていくとどうでしょう。
- 充実したものにするために自己肯定感を高めよう!
- 毎朝の掃除という時間でその後の生産性を最大化する効率の良い環境を準備しよう!
- 古来から神道や仏教では掃除を大切な行事にしてきた。願掛けでもしながら掃除してみるか!
こう考えるだけで掃除ってけっこう「くだらない仕事」とは言えないことが分かります。
このように知識があれば一つの物事を多角的に考えて価値を見出すこともできます。
そして、実は多角的に物事を見ていくと、その仕事を実行する動機付けにもなり、自信が持てたりもするんです。
自分らしく仕事をする5つの方法
ここまではくだらない仕事の見分け方を中心に見ていきました。
ここからはせっかく発見した「くだらない仕事」を上手く回避して、利用して、自分らしく仕事をする方法5選を紹介します。
① 目的を考える
その仕事の目的はなんですか?
一見どうでもいいような仕事にも大事な目的が隠されていたりします。
この目的を探し当てると仕事に意味が発生します。
例えば、情報共有する際にラインと電話どちらを選択しますか?
なんて、目的によって変わります。
電話は互いの時間を強制的に搾取するのでくだらないとも考えられます。
しかし、電話で緊急性や感情的な部分まで伝えなくてはいけない場合もあります。
② できること・できないことを知る
自分の能力や状況によって“できること”と“できないこと”を考えてみましょう。
自分のキャパを完全に超えたレベルや量の仕事を受けてしまうと大体うまくいきません。
そればかりか、できない仕事を簡単に受けて失敗することで、周りの人やクライアントなどにも大きな迷惑をかけることさえあります。
次のポイントを参考にしてみてください。
- 自分に自信がない場合:これ少し難しいかも…と思う時は受けてみる。
- 自分に自信がある場合:全然余裕と思うことほど十分下調べをしてみる。
自分にできること、できないことをしっかりと見定めることはとても重要です。
③ その仕事の先にあるものを想像する
自分の仕事の先にどんなものがあるのかを考えてみます。
次のことが見えてくればその仕事には価値があるといえます。
- 自分の成長につながる
- ユーザーの役に立つ
新しいものは自分の学びになりますね。
どんなに小さな学びでも、そして小さな学びが積み重なって自分の成長になっていくんです。
もう一つは誰かの役に立っているかどうか?
仕事って自分にできないこと、やりたくないことを対価を払い誰かにやってもらうから成立します。
だから需要があり供給がある。
しかし、時々どう考えても誰の役にも立っていない仕事が平然と行われていることがあります。
「これまでやってきたから」・「上司が喜ぶから」・「やらないと怒られるから」この先にあるものは何でしょう?
やはり、ユーザーの需要をより満たしていくことを想像できる仕事は自分の成長も促してくれます。
④ 客観的に見つめる
人間って感情で動いてしまう生き物です。
私はそれでOKだと考えています。
だけど、その感情をよい仕事に変えていくためには根拠が必要です。
その根拠は“思い込み”ですか?それとも“ファクト”ですか?
“思い込み”がたまたま当たることもありますが、大体の場合、思い込みは事実を遠ざけます。
しかし“ファクト”は感情が正しいのか間違っているのかを確認することができます。
その結果、あなたの感情が成果をもたらしてくれます。
⑤ 転職も一つの選択肢
あなたのいる職場が自分らしく仕事をする環境ではない場合はどうしたらよいのでしょうか?
ぐっと堪えて自分の成長につながらない、ユーザーの笑顔も見えない仕事を続けることべきでしょうか?
きっと違うはずです。
おさらいですが、次のことは会社で働く上で大切なポイントですね。
- あなたは成長しながら自分らしい仕事をする。
- そんなあなたの仕事を必要としている会社がある。
こんなwin-win環境に人が集まることはあなたにとっても会社にとっても幸せなことですね。
色んなことに挑戦したけど自分らしい仕事ができない方は新たな環境を探しても全く問題ありません。
我慢することが美徳?続けることこそが努力?
そんなのは羽ばたく勇気のない人のイイワケかもしれませんよ!
転職には充分な準備を!
前項で転職について述べましたが、重要な部分なのでカテゴリーを設けました。
転職も一つの選択肢と述べましたが、やみくもに転職をすすめているわけではありません!
『隣の芝は青く見える』
これは転職の際に必ず肝に銘じておくべきことです。
転職希望先を十分にリサーチし給料や職務内容などの適正を確認することは重要です。
そして、覚悟をしなくてはならないのは“その企業が採用してくれないかもしれない”ということ。
強力なコネや伝手がない限りは次の職場を慎重に見定め、決定してから退職届を出しましょう。
転職の不安を解消しよう
とは言え転職をあまり経験したことがない人にとって転職はなかなか勇気がいるし、要領も分からないというのが現実でしょう。
なので、伝手もなく一歩を踏み出せない人は“転職エージェント”を利用することをおすすめします。
ここでは次の転職エージェントおすすめします。
☆ポジウィルキャリア(おすすめポイントは次の2点)
- 『今の会社でいいのかな』『やりたいことが見つからない』など、ぼんやりとした悩みを抱えている方が気軽に無料診断できるところ。
- 『スキル』(技能)ではなく『キャリア』(経験)での転職をサポートしてくれるところ。
その他、学歴に不安がある方の転職はこちらの記事もチェックしてみてください。
中卒はヤバイ? 中卒でも平均年収を超える具体的な方法【経験から解説】
自分らしく仕事をする
葉っぱを売る仕事をご存じですか?
料理に添えられる葉っぱなどを“つまもの”といいます。
つまものはこんなやつです。
この“つまもの”をインターネットを使って売りさばくおばあちゃんたちがいます。
(参照:80歳でパソコン・タブレットを使いこなす「葉っぱビジネス」の達人おばあちゃん「100歳まで仕事を続けたい!」)
えっ⁉料理に添えられるだけの葉っぱを売ることが仕事になるの?
なるんです。
なんと葉っぱを売って年収1,000円をたたき出すおばあちゃんもいるんです。
ここで重要なのは次のこと。
- 葉っぱなんて売れるわけないと決めつけていない
- おばあちゃんがITを使えるわけないと決めつけていない
- 需要という目的をとらえ
- 働く人のできること・できないことを判断し
- その先の笑顔を想像し
- 客観的に成立するかを判断し
- 地元の人たちが集ってくれた。(転職?)
まとめ
ここまで、“くだらない仕事”を回避して“自分らしい仕事”をする方法を見てきました。
多くの“くだらない仕事”がある中で私たちはせめて
- 自分の周りの仕事をキレイに整理し
- 井の中の蛙にならないよう正確な情報で自分の立ち位置を知り、
- 仕事の価値や目的を見いだせるよう常に学び考える。
こんなことを繰り返しながら自分らしい仕事を求めていくことが重要だと思います。
人生100年時代と言われて久しい昨今ですね。
長生きするのかはさておき、せっかく仕事をするのなら『自分らしい仕事』を重ねて成長していきたい。
せっかく仕事をするのなら、願わくばその先に『誰かの笑顔』があると嬉しいものです。
まずは、『今この時、あなたの手の中にあるその仕事がどんな未来を背負っているのか?』を知って下さい。
そこから自分らしい仕事が幕を開けていくのです。
コメント