星屑のレビュー 第一弾はイヤホンです。
ご紹介するイヤホンは
final E3000
昨日の投稿でお話ししたように私にスターダスト体験をさせてくれたイヤホンです。
なお、この記事関する注意点と信憑性は以下の通りです。
- この記事はsugi-suguによる執筆です。
- 体験と調査によるレビューとなっています。
- ピュアオーディオを中心に15年ほど趣味でオーディオやってます。
- 昔々ミュージシャンの端くれでした。
- Webライターとしてイヤホンやヘッドホンなどのライティングもやってます。
生活向上(イヤホン選び)の参考にされてください。
final E30001年間使用し実体験レビュー記事はコチラ
星屑の5段階評価
5段階評価は次の通りです。
- 音 質 :
- デザイン :
- コストパフォーマンス:
- オススメ :
- スターダスト指数 :
率直な音質レビュー
今回のイヤホン選びは、およそ20機種のイヤホンを聴き比べて選択した、忖度のない率直な視聴レビューです。
finalのE3000の音質はバランスの取れた美音調で、流行のドンシャリ傾向の音ではありません。
音像の定位感は良。モニターイヤホンのように厳格にクッキリ、明瞭というわけではないのですが、美しい空間に適正な音が描き出されています。
ドラムのアタック感などはaudio-technicaやShure、低域のブースト感などはSONYやJVCのXXシリーズとパワー系のエネルギー表現は他に譲ります。
しかし、E3000の真骨頂はパワーではなく『美しさ』ではないでしょうか。
ピアノや弦楽器、ヴォーカルなどの繊細さに宿る音のエネルギーを空間に投影する表現力は同価格帯のイヤホンでは唯一無二ともいえる存在感があります。
マインドに直接轟くハイクオリティサウンドがイヤホンの良いところでもあります。
ところがE3000の再生音は、空間の響きさえも音場表現とするスピーカー再生の魅力に類似するところがありました。(好みがわかれるところだと思います。)
得意なジャンル
クラシック、ジャズ、特に弦楽器やヴォーカルについては圧倒的な表現力を見せてくれます。
楽器や声の持つ自然なエネルギーを体感してみてほしいです。
対してロックやポップス、クラブミュージックなどは他に選択肢もありそうですね。ただ、意外にPerfumeは聴いてみて感動しました。
聴くほどに発見がありそうなイヤホンです。
同封内容
イヤホン本体はステンレス切削高剛性筐体で丈夫かつ洗練されたデザインが好印象でした。
付属品はイヤーピースとポーチ。イヤピースは4種類で色付けがオシャレ。ポーチは可もなく不可もなくです。
その他 final E3000の客観的評価
メーカーHPによると音響工学、心理学の研究成果を踏まえた音質設計が行われているとの記載があります。
以下のcheck欄はメーカーHPからの引用です。
- 強調した音域を作らないことで、高い解像度と広いサウンドステージを実現
- 低音から高音までバランス良く再生することで、ホールで音楽を聴いているような音の広がり
- 一聴したときのアピールよりも、長く使うほどに良さを感じる「定番」と呼ばれることを目指した、ナチュラルな音質を追求
先述の[率直な音質レビュー]を裏付けるような内容でした。
また、国内最大級のオーディオビジュアルアワードである『VGP』では最新の2020年度版まで5年連続金賞の偉業を達成しているところも良い製品であることの指標になるでしょう。
まとめ
全てのイヤホンユーザーを魅了するものではないと思いますが、『この音が大好き』なユーザーは多くいらっしゃると思います。
何と言っても、この音を5,000円以下の価格で表現できるのは本当にスゴイ!!
また、final E3000記事をかいていて、メーカーのHPに記載されている音質設計のアプローチに心理学などが取り入れられているところなんかは、私としては興味深いところでした。
音楽は心に響くものだと思います。
このイヤホンを手に取り奏でる音を聴いていると、学術的な裏付けとメーカーの想いが込められているような気がしました。
気になる方は是非ご一聴ください!
- メーカーリンク : final E3000
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